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日本ゴルフ協会が「ジャパンゴルフサミット」の内容を公開、R&Aも日本のゴルファー数を調査

R&Aのフィル・アンダートン氏も日本のゴルフ界発展に大いに期待した(写真・R&Aサミット事務局)

8月22日にホテルオークラ東京で「R&A ジャパンゴルフサミット」が開催されたが、その内容を日本ゴルフ協会(JGA)がホームページで公開した。

このサミットは、ゴルフの総本山であるR&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ・オブ・セント・アンドリュース)が主催。日本のゴルフ界が直面している問題点を話し合い、日本の関係者が結束して重要な役割を果たしてほしいと、JGAやツアー関係者、プロモーター、ゴルフメーカー、ゴルフ場運営会社など約80名が出席して行われたもの。

開会のあいさつとしてフィル・アンダートン氏(R&A最高開発責任者)、池⾕正成JGA会⻑ともに登壇したスポーツ庁審議官の星野芳隆氏は、「現在、20 歳以上のスポーツ実施率は約56%ですが、第3期スポーツ基本計画においてこの数字を70%に高めることを目標としています」と語り、そのためにもゴルフ界の積極的な反応や協力を期待した。

続いてイギリスのリサーチ会社「Sporting Insihgts」が行った2022年度の調査も公表されたが、それによると日本のゴルファー数(9&18ホール)は814万3000人。5000人規模のゴルファーとノンゴルファーのデータを基に推定したもので、その他のデータからも日本のゴルフ業界の未来を「成長」、「力強さ」。「楽観的見方」と表現している。

その後、「ジュニアの参加」、「女性とゴルフ」、「ゴルフと健康」「サステナブルなゴルフ」などをテーマにセッションが行われたが、同サミットについて山中博史JGA専務理事は「各地区連盟、競技団体、ゴルフ場関係者、ゴルフメーカーなどの方にご出席いただきましたが、日本の現状やR&Aの取り組みを理解し、ゴルフという素晴らしいスポーツが、この先500年後も変わらず繁栄しているよう、業界が一丸となって取り組んでいく素晴らしいきっかけになったと思います」と、力強く手応えを語った。

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