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「これだけ深いラフは体験したことがない」 石川遼は“超難関コース”で迎えた誕生日に2オーバー発進(No.157487) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

2オーバーで初日を終えた石川遼(撮影:GettyImages)

<全米オープン 初日◇17日◇ウィングド・フットGC(米国ニューヨーク州)◇7477ヤード・パー70>

29歳の誕生日に、5年ぶりの「全米オープン」をプレーした石川遼。開幕前には優勝スコアがオーバーパーになることも予想された難関コースでのラウンドを、1バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの2オーバー、予選通過圏内となりそうな位置で終えた。

石川遼の2020年ニュードライバースイング【連続写真】

「今まで自分がプレーした(全米オープンの)なかでも1番難しいし、すごくタフ。今日はピンポジションが少し易しいところに切られていて、アンダーパーも出ていましたが、これからいくらでも難しくできる」。ラウンド後、先ほどまで対峙していたモンスターコースの感想を、率直に口にした。

1番からスタートすると、4番パー4で12メートルを沈めバーディを先行させた。この他の前半ホールはすべてパーとして、1アンダーで折り返した。しかし、10番パー3でティショットをグリーン左に外すなどボギーを喫すると、643ヤードの12番パー5でさらなるスコアロスに見舞われた。

ティショットを右のラフに入れると、ライの悪い状況だったセカンドも左のラフに着弾。「三打目は出すだけで、ようやく次の残り160ヤードのショットを左奥のカラーまで持っていけたんですけど、そこから寄らず、入らずで」。ここでダブルボギーを喫してしまった。それでもその後はパーを拾い続け、大きく崩れることはなし。なんとか「ガマン」の1日を締めくくった。

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