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人気俳優を前にド緊張 宮田成華は自らの活躍で“NEW ERA”を「アピールできたら」

オフのイベントでもしっかりとPRに成功!(撮影:ALBA)

アパレルブランドの「ニューエラジャパン」は11日、千葉バーディクラブ(千葉県・八街市)でコンペイベント『NEW ERA CUP2023』を開催した。そこに参加したプロは同社とウェア契約を結ぶ選手を含め14名。そのひとり、宮田成華は、ツアーで活躍し“NEW ERA”をさらにコース内からPRしていくことを誓った。

プロにとって、長いシーズンが終わった直後の12月は毎年オフイベントなどが目白押しの時期。そんな一日を宮田は「緊張」のなかで過ごした。これは足を運んでくれたゲストたちに理由にある。芸能界、スポーツ界などから多くの著名人が招かれ、同じコースでゴルフを楽しんだイベントでは、宮田も3ホールごとに組を替えながらのプレー、そして会話で充実の時間を過ごした。

ただ朝一は、ドキドキがピークに達していたという。「窪塚さん(俳優の窪塚洋介氏)と回らせてもらって…。震えました」。多くの映画、テレビドラマなどに出演し、そのイケメンぶりは今も健在の44歳を前にし、極度の緊張状態に陥ったのだ。それでも気さくに話しかけてくれるなど、その人柄に触れ、最終的にこの数ホールは楽しい時間になった。プロとしてアドバイスを送ったかについて聞いてみると、「緊張してそれどころでは…。『お話させてください』という気持ちでした(笑)」と回答。やはり普段の“プロアマ”とは、ひと味もふた味も違う。

そんなオフシーズンを、いい形で迎えることができた。先日終わった2023年シーズンについて、「一言でいうと、いいシーズンだったな」と振り返ることができる。

QTランク66位で開幕を迎え、序盤戦はレギュラーツアーと下部のステップ・アップ・ツアーを行き来する生活を送った。そのなかで7月の「資生堂レディス」では、最終日を首位で迎え優勝争いの一員に(最終成績は4位)。さらに翌週の「ミネベアミツミレディス」も9位とトップ10入りを果たした。下部でも出場12試合でトップ10入りは5度。リランキングによりレギュラーが主戦場になった終盤戦に予選落ちが続いた時期もあったが、「上位で戦えるなと思えたことが一番大きい。年間通して成長を感じられました」という部分に満足感を覚えている。

さらに今月1日まで行われていた、来季の出場権を争うファイナルQTでも19位になり、来季は開幕からレギュラーツアーが主戦場になる。オフの課題として「パター」と「セカンドショットの精度」を挙げ、来年目指すのはもちろん「初優勝」だ。今、胸を躍らせているのは、例年通りいけばシーズンの開幕戦となる「ダイキンオーキッドレディス」に出場できること。「ひさびさだし、開幕から出られるのが楽しみ」。18年の出場以来、6年ぶりとなる沖縄での試合を待ちわびている。

そこでも“NEW ERA”のロゴを身に着け、プレーすることになる。今年から女子ツアーでウェアの提供を始めた契約ブランドを、ゴルフ界でも定着させる役割も担っていく。「成績を出してアピールできたらいいですね」。24年が宮田にとっての“新時代”になるよう、開幕からひたすらに上を目指していく。

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