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渋野日向子との“再戦”熱望 高校生ルーキー・佐藤心結が上位突破「デビューの年から優勝を」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 下川めぐみ -9 2 石川明日香 -8 3 川岸史果 -6 4 大出瑞月 -6 5 永嶋花音 -5 6 黄アルム -5 7 福山恵梨 -4 8 福田真未 -4 9 木下彩 -4 10 石井理緒 -3 順位の続きを見る

尻上がりに調子を上げたルーキー・佐藤心結 上々の11位でQTを突破した

尻上がりに調子を上げたルーキー・佐藤心結 上々の11位でQTを突破した(撮影:福田文平)

<JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ 最終日◇3日◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース (静岡県)◇6412ヤード・パー72>

今年10月の「スタンレーレディス」で、渋野日向子らとのプレーオフの末に2位となった“現役高校生”佐藤心結(みゆ、茨城・明秀学園日立高3年)。11月のプロテストに合格したばかりの注目ルーキーはトータル3アンダーで4日間を終え、来季レギュラーツアー前半戦にフル出場できる見込みの、QTランク11位が確定した。

飛ばし屋ルーキー・佐藤心結のドライバースイング【連続写真】

イーブンパー・23位タイと、決して安全圏とはいえない状況のなか最終日のラウンドをスタートし、6バーディ・3ボギーときっちり伸ばした。風も吹くなか、17ホールでパーオンに成功。「1次QTの時にスイングが崩れてあまりいい状態ではなかったけど、ファイナルの練習ラウンドからちょっとずつよくなった。初日から最終日にかけてだんだんスコアもよくなりました」と、しっかりと突破に照準を合わせることができたようだ。

「4日間すごく長く感じた。このメンバーのなかで、いい順位であがれたことはすごく自信になりました」。シビアなQTという舞台が、今後のプロ生活を戦ううえでの手応えにもなる。2003年生まれの18歳。上の世代を見ると新世紀世代、プラチナ世代、そして黄金世代と注目世代が続く。「先輩方はすごく上手で、技術的には当然及ばない。しっかりついていって、ツアーで活躍できるように頑張りたいと思います」と、若手旋風が巻き起こるツアーの流れに食らいついていく。

スタンレーレディスで敗れたことについて、今は「当時は悔しかったけど、そこで優勝していたら、今の自分より強くなれていないと思っている。難関のプロテストを突破して、QTで上位に入れたのは大きな成長」と言える。そしてレギュラーツアーで一緒に回りたい選手を聞くと、「海外に行ってしまうかもしれないけど」と前置きしたうえで「渋野日向子選手」という答えが返ってきた。4人が進んだプレーオフで敗れた相手との“再戦”を熱望。「もう一回一緒にプレーして、成長したところを見せたい」というのも目標にオフを過ごす。

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