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54ホールに短縮された松山決戦 逆転女王を狙う岩井明愛は「いつもと変わらず攻めるゴルフを」

第3ラウンドの中止に安どする岩井明愛(撮影:上山敬太)

<大王製紙エリエールレディス 3日目◇18日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>

2日間の予選ラウンドを終え、決勝ラウンドに突入した国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」だが、18日の競技は午前9時10分に悪天候のため中止になることが発表された。

現在、トータル11アンダーでトップに立つ岩井ツインズの妹・千怜。今季3勝目を目指す戦いは、54ホールに短縮となった。「今はトップなので、良かったという気持ちが半分です」と胸の内を明かす。

明日は天候が回復する見込み。最終日に向けては、「ゴルフは何があるか分からないので、1ホール1ホールに全力を込めたい。バーディをたくさん取って、盛り上がる一日にできるように頑張ります」と気合いを入れ直した。

一方、メルセデス・ランキング(以下、MR)で3位につける姉の明愛は、逆転での年間女王を目指している。「今日はやりたくなかった(笑)。結構過酷な天気だったので、体調の面では助かりました」と安どした。

あす、トータル6アンダー・10位タイから最終日をスタートさせる明愛。今大会は54ホールの短縮になったが、MRは通常通り100%加算される。ひとつでも順位を上げていきたいところだ。「明日の1日だけですけど上位進出を目指して、いつもと変わらず攻めるゴルフをしていきたいです」。今大会を含めて残すはあと2戦。逆転女王戴冠へ、重要な一日になる。(文・神吉孝昌)

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