昨年アマチュアVの蝉川泰果はA・スコット＆金谷拓実とのグループ　欧州ツアー初Vの久常涼は石川遼、中島啓太との注目組

＜日本オープン　事前情報◇10日◇茨木カンツリー倶楽部 西コース（大阪府）◇7315ヤード・パー70＞

日本最古の歴史を誇るオープントーナメント「日本オープン」が12日(木)から4日間の日程で開催される。開幕に先がけ、予選ラウンドの組み合わせが発表された。

注目は、去年の「日本オープン」で95年ぶりとなるアマチュア優勝を果たした蝉川泰果。大会初のアマ→プロ連覇という偉業に挑む中、予選ラウンドは2年連続7度目の出場となる、2013年の「マスターズ」覇者、アダム・スコット（オーストラリア）と現在賞金ランキング首位の金谷拓実と組み合わせで、初日は午前11時35分に1番からスタートする。

さらに、先月の「カズー・フランスオープン」でDPワールド（欧州）ツアーを初制覇を果たした久常涼が日本の試合に凱旋出場。初日は、「日本オープン」初制覇を目指す石川遼、賞金ランキング2位の中島啓太と同組で、10番から午前7時20分にティオフする。

先週の「ACNチャンピオンシップ」を制覇し、今大会3勝目を目指す稲森佑貴は、今季1勝を挙げ直近3試合連続で2位に入っているソン・ヨンハン（韓国）とツアー通算5勝の岩田寛と同組。今年の「日本アマチュア選手権」を制した中野麟太朗（早大2年）は、2度賞金王を獲得している今平周吾とツアー通算3勝の大槻智春と予選ラウンドをプレーする。

日本一の称号を賭けた戦いの行方は果たして。