• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 23歳の中島啓太が『最優秀選手賞』&『新人賞』を含む6冠! アマVの杉浦悠太が『特別賞』を受賞

23歳の中島啓太が『最優秀選手賞』&『新人賞』を含む6冠! アマVの杉浦悠太が『特別賞』を受賞

中島啓太が『最優秀選手賞』含む6冠に輝いた(撮影:鈴木祥)

4日、ANAインターコンチネンタルホテル東京でジャパンゴルフツアー表彰式「JAPAN GOLF AWARD 2023」が開催。今季3勝を挙げて賞金ランキングトップでシーズンを終えた中島啓太が『最優秀選手賞』、『賞金ランキング賞』、『最優秀新人賞 島田トロフィ』、『平均ストローク賞』、『バーディ率賞』、そして、報道関係者の投票によって決まる『ゴルフ記者賞』の6冠を獲得した。

明るいグレーのスーツに青い蝶ネクタイ姿で『最優秀選手賞』の大きなトロフィーを受け取った中島は、その重さを噛みしめながら「今年は1年間通していいプレーができましたし、きょう6冠いただいたので、自信になりました」と喜んだ。さらに来シーズンについては、「海外に挑戦して子どもたちの憧れの選手になれるように、ゴルファーである前にひとりの人間として挑戦を続けていこうと思います」と真剣な眼差しで話した。

また、『パーオン率賞』を受賞した32歳のソン・ヨンハン(韓国)、16シーズンぶりに『サンドセーブ率賞』を受賞した50歳の片山晋呉を除くと、あとは全員20代の受賞者がズラリ。若手が活躍した今季の国内男子ツアーを象徴する授賞式となった。その片山は授賞式で「今日は20代しかいないです。30代のヨンハンはいるけど40代はいなくて僕の50代。自分の子どもとやっているようなものですね」と笑いながらコメントした。

また、『特別賞』には、松山英樹、ブルックス・ケプカ、ウィンダム・クラーク(ともに米国)のメジャーチャンピオンたちが出場した11月の「ダンロップフェニックス」で、史上7人目のアマチュアVを成し遂げた杉浦悠太(日大4年)が輝いた。

杉浦は優勝後にプロ宣言し、2試合に出場。「先月までアマチュアでプレーしていたんですけど、一気に環境が変わって、早速2試合プロとして出場することができて、本当にうれしいです。やっとプロになれたんだ気持ちもある。またこれから頑張っていきたいと思います」と、授賞式では緊張しながらもしっかりと話した。来季の目標については、「プロとして1勝」を挙げた。

【2023年シーズンの受賞者】
最優秀選手賞:中島啓太(初受賞)
賞金ランキング賞:中島啓太(初受賞)
メルセデス・ベンツトータルポイントランキング賞:蝉川泰果(初受賞)
最優秀新人賞 島田トロフィ:中島啓太(初受賞)
ABEMAツアー賞金ランキング賞:生源寺龍憲(初受賞)
平均ストローク賞:中島啓太(初受賞)
平均パット賞:アンソニー・クウェイル(初受賞)
パーキープ率賞:金谷拓実(2季ぶり2回目)
パーオン率賞:ソン・ヨンハン(初受賞)
バーディ率賞:中島啓太(初受賞)
イーグル率賞:蝉川泰果(初受賞)
ドライビングディスタンス賞:河本力(2季連続2回目)
フェアウェイキープ率賞:稲森佑貴(8季連続8回目)
サンドセーブ率賞:片山晋呉(16季ぶり2回目)
トータルドライビング賞:金谷拓実(初受賞)
ゴルフ記者賞:中島啓太(初受賞)
特別賞:杉浦悠太(初受賞)

関連記事