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ブッシュ2回も2アンダーで浮上 西村優菜は7戦連続予選突破「感触悪くない」

西村優菜は悔しさも抱えながらの予選通過になった(撮影:ALBA)

<ショップライトLPGAクラシック 2日目◇10日◇シービューGC ベイC(米ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>

悔やむのは2ホールのみ。そこはともにフェアウェイを外してブッシュに入り、アンプレヤブルを宣言しボギーとした。しかし5バーディ・3ボギーと2つ伸ばし、トータル2アンダーの36位タイで最終日に向かうことができた。

1番をパーで滑り出すと、2番、3番で連続バーディ。予選カットラインを「気にしながらのスタートで、アンダーじゃないと難しいと思っていました」というなかで好発進を決めた。4番をボギーとするも5番ですぐさま獲り返し迎えた6番パー4。ティショットが左に飛び、「あそこまでいくと思わなかった」と、生い茂る草のなかに消えてしまった。

それでも一つ伸ばした状態でパーを並べると、12番でバーディ。16番では長いラインを読み切りバーディを決め、大歓声を浴びた。この時点でトータル3アンダー。17番は短いパー3、18番は短いパー5というなかで、17番で4メートルを逃すと、18番ではティショットが今度は右に飛びブッシュへ。アンプレヤブルを宣言しボギーとしたが、上がってみれば2つ縮めることには成功した。

「2つアンプレヤブルがあったのはすごくもったいなかったけど、ほかはいい感じでプレーできた」と気持ちはすこし複雑。「最後は(バーディを)獲れるホールでボギーにしてしまったのは反省点」。7戦連続予選突破にも悔しさが宿る。

とはいえ、その2ホール以外は合格点。「昨日よりショットの感触はいいし、パッティングもよかった。これを続けていきたい」とサンデーチャージへの手応えは十分だ。

今季ここまでの最高成績は4月末の「JMイーグル・LA選手権」で17位タイ。上位進出でベスト更新へ。最終ラウンドに向けて気を引き締めて臨む。(文・高桑均)

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