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藤井寛子,卓球,YOYO TAKKYU

【卓球】初心者も気軽に腕試し!大会でさらなるスキルアップを

これまで卓球の魅力や初心者に役立つ情報を配信してきたが、卓球は習うだけでなく、相手との対戦も醍醐味だ。近年は、公式戦でなくても、初心者が気軽に参加できる大会も増えてきた。元全日本ダブルスチャンピオンで、現在卓球教室のコーチを務める藤井寛子さんに聞く。(取材・文/二株麻依)

まずはレベル別の大会で腕試し

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――ある程度練習すると、実力を試したくなる場合もあると思います。初心者が参加するのにおすすめの大会はありますか。

藤井寛子(以下、藤井):まずおすすめなのが「P4MATCH」(ピーフォーマッチ)という、主催者がオンラインで企画し運営できる大会です。うちの卓球教室でも開催していますし、いろんなところで開かれていますよ。レベル別に参加することができて、初心者の腕試しにはもってこいです。面白いのが、はじめ4試合ぐらいすると、その勝敗の結果が「レーティング」という数字になります。勝てば数字が大きくなっていき、負ければ小さくなっていくので、自分の実力を客観的に評価してもらえます。初級者限定の大会は、レーティングがすごく低い人しか出られないものもあります。これまで5回開催しましたが、常に満員。すごく人気があるんですよ。

――主催者や会場によって、大会規模など違いはあるのでしょうか。

藤井:そうですね、主催者や会場によって様々です。うちの卓球教室で開催する場合は最大10人なのですが、毎回10人が参加していて、コーチのアドバイス付きで試合に参加できます。初心者だと、どうやって試合を組み立てて良いか分からないじゃないですか。なので、コーチが1人ついて、戦術のアドバイスや、勝つための課題や練習方法をお伝えしています。試合をして課題が見つかったら、練習をして、また試合に臨む。その繰り返しがすごく良いなと思っています。

公式戦に出るには

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――公式戦はどのような手順で出場できるのでしょうか。

藤井:公式戦だと、区の大会が一番小さくて、卓球連盟に登録が必要です。登録すれば大会の案内が来るので、それに申し込めば出場できます。大会の頻度としては、荒川区だと年間5大会で、個人戦が3大会、団体戦が2大会です。それに加えて年2回ぐらい、荒川区が主催しないオープン大会の情報も入ってくるので、荒川区内で出場しようと思えば7大会ぐらいあります。

――区の大会で上位に入ったら、上の大会につながっていたりするのでしょうか。

藤井:東京都の大会や全国大会など、上の大会に続くものもありますよ。上の大会に出るには東京都卓球連盟に入る必要があります。都の連盟に加入すると、日本卓球協会ともつながっているので、勝ち上がればそのまま全国大会に出場できます。

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