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欧州ツアーで活躍中の川村昌弘が4年ぶりに日本ツアーに参戦「久々すぎて、話しかけられるとうれしくて……」

4年ぶりに日本ツアーに復帰した川村昌弘【写真:JGTO公式Instagram(@@japangolftourより)】

欧州ツアーで4年連続してシードを保持している川村昌弘が、欧州DPワールドツアーとの共催大会「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!2023」に出場するために帰国、4年ぶりに日本ツアーで元気な姿を見せてくれている。

JGTO(日本ゴルフツアー機構)の公式インスタグラムでは、青木功会長と話す姿や練習に励む姿、かねてから仲よしの永野竜太郎とJGTO帯同のフィットネスカーでくつろぐ姿が紹介されている。
 
普段は根を詰めすぎないようにコースでも滞在時間を短くしている川村だが、練習日には「久々すぎて、みんなから話しかけられるとボクもうれしくて、ついつい話し込んじゃう。いつもより2時間は多くコースにいます」と、言っていたように4年ぶりの日本ツアー出場を楽しんでいた。
 
川村は父親と練習場に行ったことがきっかけでゴルフ好きとなり、独学でひたすらに腕を磨いてきた。高校時代には「日本ジュニア」で優勝。さらに「世界アマ」、「アジア大会」など国際舞台も数多く経験してきた。高校3年の時にQTに合格、プロ宣言。2013年には「アジアパシフィックパナソニックオープン」を20歳96日の若さで優勝した。これは石川遼、松山英樹に次ぐ歴代3位の記録である。
 
その後も日本ツアーではフェアウェイキープ率やパーオン率で存在感を発揮してきたが、18年に欧州ツアーQTに合格。19年にシード権を獲得してからも優勝を争う活躍を見せてきた。今年も3月に開催された「マジカル・ケニアオープン」で2位となるなど、好調を持続している。
 
「今週は優勝というより、応援してくれる人たちの前で楽しいプレーをお見せしたい」とにこやかに語っていたが、表情には気合が感じられた。
 
初日は残念ながら3オーバーと出遅れたが、2日目からの巻き返しに期待しているファンは多い。川村がどんなプレーを見せて期待に応えるのか、見守りたい。
 

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