男子ツアーのシード選手が 再生医療で痛みをメンテナンス

痛みが出たときの“備え”とするもよし、ゴルフ専用のリハビリを受けるもよし

続いて「シン・整形外科銀座」に来院したのは、男子ツアーのスタッツ「FWキープ率」で、2015年からトップに座り続ける“日本一曲げない男”こと稲森佑貴。今どこかをケガしているわけではないが、シン・整形外科銀座で予め採血してPRPを調製しておけば(6ヵ月保存可能)、もしも関節のどこかを痛めてもPRPを注入してケアできる可能性がある。そうすることが、長いシーズンを通して安定したプレーにつながるし、自身の強みであるショットの精度が保てる。稲森はこう話す。

「“備えあれば憂いなし”と言いますが、そういう準備をして心にゆとりがあるだけでも、プレーに集中できるし本来のパフォーマンスを発揮しやすいんじゃないでしょうか。もしも、シーズン中にどこかをケガして手術することになったら、かなり日数を割かれるでしょう。でも『PRP治療』なら、痛いところに注射を打ってもらえば効果が期待できる。全国を転戦するツアープロにはありがたいし、再生医療の魅力の一つですね」
 
実は「シン・整形外科銀座」では理学療法士・荒瀬和輝氏のレクチャーで、リハビリだけを受けることもできる。痛みが再発しづらいカラダ作りをマンツーマンでサポートしてもらえるのだ。しかも、ゴルフ専門のフィジオセラピーの資格を持つ同氏によるゴルファー特化のリハビリやトレーニングメニューが受けれると聞き、腰の痛みが気になるという香妻陣一郎が出向いた。

「ゴルフは長い距離を歩いたり体を捻るスポーツなので、腰やひざの痛みは慢性的にあります。少し前までは右ひざがけっこう痛かったり、今は疲労が溜まると腰の痛みが出たり。自分の強みはショートゲームだと思っていますが、腰やひざに痛みがあり練習量が減ってしまうと、ベストなパフォーマンスにつながりません。なので痛みが出る前の“予防”として、リハビリを受けて体をメンテナンスすることが大事です。しかも、ゴルフに特化したメニューがあるのは、ゴルファーにとってありがたいですね」(香妻)

香妻は今回「シン・整形外科銀座」で診察・採血をするまででPRP治療の注入をするタイミングではなかったので、どのような効果があったかはまだ分からない。しかし「再生医療」への期待は膨らむばかりだ。

撮影/PMT
協力/シン・整形外科銀座

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