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ブライアン・ハーマン、全英オープン制覇は“ギネス”と“アメリカンバーベキュー”でお祝い!

メジャー初Vのブライアン・ハーマン。クラレットジャグで勝利の美酒に酔いしれたようだ(撮影:福田文平)

冷たい雨が降り続いたロイヤル・リバプールGC、今年のメジャー最終戦「全英オープン」を制したのは36歳のブライアン・ハーマン(米国)。2位に6打差をつけての圧勝で、メジャー初制覇を飾った。

優勝会見で「クラレットジャグで何を飲むか?」と聞かれたハーマンはすかさず「ギネス!」と即答!

その言葉通りこの日の夜はロイヤル・リバプールGCのすぐ南側、“ウエスト・カービー”の街にクラレットジャグ持参で繰り出すと、アイルランドのダブリンで誕生した黒ビールの「ギネス・ビール」で祝杯を挙げた。

ハーマンらが行った先はアメリカンBBQのレストラン、“ヒッコリーズ・スモークハウス”。この店の名物は“アメリカンBBQ”だそうで、英国名物の“フィッシュ&チップス”ではなかった。

親友の一人、J.T.ポストン(米国)のキャディ、アーロンがインスタグラムでその様子をアップ。ハーマンは両手でクラレットジャグを抱えて、つがれたギネス・ビールを一気飲み。クラレットジャグをじっと見つめて満面の笑みだった。

ちなみにハーマンの家族、2014年に結婚したケリー夫人と娘のコッパー、そして息子のウオルター、ジャックの姿は、残念ながらロイヤル・リバプールGCになかった。一家はハーマンの地元、ジョージア州シーアイランドに暮らすが、ニューヨーク州の北部、シラキュースの街にあるサマーハウスでハーマンの優勝を見守った。ハーマンの趣味はハンティング。五大湖の一つ、オンタリオ湖にほど近く家族で釣りも楽しんでいる。

「明日の夜、ニューヨーク州に戻って家族と会えるのが待ちきれない」と語ったハーマン。本当の祝杯は今頃家族と静かに挙げているのかもしれない。(文・武川玲子=米国在住)

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