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コロナ禍での成長が、夢舞台への手応えとつながった【2023年・勝みなみの新たな挑戦】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

コロナ禍でも成長を止めなかったから今がある(撮影:福田文平)

畑岡奈紗、渋野日向子ら強豪ぞろいの黄金世代の先頭を常に走ってきた24歳がいよいよ海を渡る。アマチュア時代に「KKT杯バンテリンレディス」を制するなどツアー通算8勝の勝みなみが、昨年12月に行われたQシリーズで5位に入り米ツアーの出場権を獲得した。そんな世界最高峰の舞台に挑戦する勝に迫る。今回は挑戦理由とQシリーズの戦い。

ツアーメンバーの証を手にした勝みなみ&西村優菜にインタビュー【動画】

プロ入り当初は日本での戦いに重きを置いていた勝だったが、米ツアーに出場するごとに心は動いた。そして海外挑戦への決意を固めたのは、未知なるウイルスが全世界で猛威を振るっていたときだった。

「試合がなくなったときにトレーニングをやると決めました。その結果、20ヤードほど飛距離が伸びて、日本でプレーしているとほかの選手たちよりも前に行っていた。これなら(米ツアーで)通用するかなと思いました」

飛距離だけでなく体力がついたことで成績も上昇し、併せて世界ランキングも浮上。「Qシリーズから行ける順位になったら行こう」というノルマをクリアして、満を持しての挑戦となった。

72ホールノーボギー優勝、日本女子オープン連覇を手土産に“日本代表”の一人として臨んだQシリーズ。だが、勝自身は重荷を背負っていなかったという。

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