• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 独特の高いトップの位置から左ワキ腹を縮めて、左サイドをどんどん回転 堀琴音【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

独特の高いトップの位置から左ワキ腹を縮めて、左サイドをどんどん回転 堀琴音【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

今季2勝している堀琴音のドライバースイングを解説(撮影:佐々木啓)

2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。

今回はメルセデスポイントランキング9位の堀琴音のスイングを解説。堀は今年の国内女子ツアー「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」でツアー2勝目を果たし、出場した34試合中、年間トップ10回数は10回。3度目となる海外メジャーにも参戦し、帰国後すぐに優勝するなど活躍を見せた。

今季2勝の堀琴音! アマチュアが参考にしたい体の回転に注目【連続写真】

堀のスイングの特長を石井は、「高弾道のフェードヒッターで、柔軟性と体幹を生かしたレベルの高いスイングです」と話す。

石井がいう堀のレベルの高い動きとは?

「バックスイングで左のワキ腹が伸びてトップをつくっているのですが、そうすると切り返しで右ワキ腹が縮みインサイドから下りすぎてしまい、上体が起き上がる動きにつながりやすいんです。つまり振り遅れてしまう。ですが堀選手のすごいところはダウンスイングに向けた切り返しで、左ワキ腹を縮める動きで背中を少し丸め、前傾姿勢が崩れず維持できるようにしています」と、難易度の高い体の使い方をこなしていると石井。

関連記事