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42歳で日本女子オープン初優勝 岡本綾子が強く印象づけた『タイトルの重み』(No.158321) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

1993年当時の岡本綾子 そのやわらかいスイングは、イチローも参考にしていた(撮影:GettyImages)

<日本女子オープン 事前情報◇29日◇ザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)◇6761ヤード・パー72>

いよいよ今週の木曜日から、福岡県のザ・クラシックゴルフ倶楽部で国内公式戦「日本女子オープン」が行われる。今回で53度目を迎える女子ゴルファー日本一決定戦は、数々のドラマや名場面を生み出してきた。そんな大会の“これまで”を、さまざまな角度から振り返る。今回のテーマは『タイトルの重み』について。それを強く感じた1993年の岡本綾子の日本女子オープン初優勝を見てみよう。

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岡本の輝かしい成績は今さら振り返るまでもないが、国内女子ツアーでは通算44勝、米国女子ツアーでは通算17勝を誇る。日本では81年に、米国でも87年に賞金女王に輝いた。日米で賞金女王となったのは、もちろん岡本ただ一人である。05年には世界ゴルフ殿堂入りした押しも押されもせぬ日本女子ゴルフ界のレジェンドだ。

そんな岡本でも、日本女子オープンに初めて優勝したのは42歳と遅かった。その日本女子オープンが行われたのは93年の6月。会場は愛知県の東名古屋カントリークラブ西コースだった。当時、米国女子ツアーに参戦していた岡本は、「日本女子オープン」に出場するために一時帰国。「なんとしても勝ちたい」。そんな強い思いを感じたのは優勝インタビューだった。

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