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涙を払しょくする好発進 識西諭里は“仮眠”で米ツアーメンバー目前 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 L・ハートレッジ -17 2 A・クラウター -16 C・ワンナーセン -16 V・プラタ -16 P・マック -16 R・レネル -16 7 I・ガブサ -15 L・ダンカン -15 9 K・パーク -14 N・ボンタベーラプ -14 順位の続きを見る

識西諭里が後半戦で上々のスタートを切った

識西諭里が後半戦で上々のスタートを切った(撮影:ALBA)

LPGA Qシリーズ(後半) 初日◇8日◇RTJゴルフ・トレイル・アット・ハイランド・オークス(米アラバマ州)>

先週行われた前半戦の最終日にスコアを3つ落としてホールアウト後に涙を見せた識西諭里。後半戦の初日はそんな悔しさを払しょくするプレーを見せた。6つのバーディを奪ってボギーは2つ。4つ伸ばしてトータル6アンダーの49位タイに浮上、ツアーカードがもらえる45位まで1打差に迫った。

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出だしの10番でバーディを奪った識西は、直後の11番でボギーを叩くも12番でバウンスバック。18番もバーディとして後半に入ると、バーディとボギーを1つずつ重ねて迎えた7番では残り80ヤードの3打目を1メートルに、最終9番では残り114ヤードからPWで80センチにつけてそれぞれバーディ。終盤のパー5で伸ばして一気に順位を上げた。

濃霧のためこの日はスタートが約1時間半遅れ。ホールアウトは日没寸前と「長い一日でしたね(笑)」と笑ったが、メンタルコントロールがうまくいった。インスタートの最終組だった識西は、スタート時間の遅れを知ると仮眠をとることに。「起きて待っているとソワソワしてしまうと思ったので」と一度作ったメンタルをリセットした。そうして気持ちを落ち着かせたことがバーディ発進につながった。

また、多くの選手が「難しい」という傾斜と芝目が強いグリーンには、今週から投入したピンタイプの「自分がミスした時に理由がわかる」パターで対応。「感覚も良くて自信を持って打てました」と強気に攻めて、長い返しが残ってもしぶとくパーセーブ。この日のスコアに一役買った。

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