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3年ぶり勝利は涙のバナナ味 岡山絵里がコーチと二人三脚でつかんだ“号泣V”(No.169656) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 岡山絵里 -13 2 河本結 -12 3 ペ・ソンウ -10 原英莉花 -10 高橋彩華 -10 6 テレサ・ルー -9 7 稲見萌寧 -8 福山恵梨 -8 9 申ジエ -7 10 山路晶 -6 順位の続きを見る

岡山絵里、苦難を乗り越えて3年ぶりの栄冠をつかんだ

岡山絵里、苦難を乗り越えて3年ぶりの栄冠をつかんだ(撮影:佐々木啓)

<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 最終日◇28日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇ 6568ヤード・パー72>

スタート時につけられていた5打差を逆転し、トータル13アンダーの岡山絵里が3年ぶりのツアー2勝目をつかんだ。ラウンド後には「長かった。すごく長かったです」と、2018年「リゾートトラストレディス」以来となる優勝に涙を流した。

涙ながらに優勝の喜びを噛みしめる岡山絵里【最終日フォト】

最終18番パー5で2.5メートルのバーディパットを沈め、トータル12アンダーでトップを並走していた河本結を突き放すと、右手で大きなガッツポーズを繰り出した。その後、結果を待つためロッカールームに一度戻ると、数分後、優勝決定の吉報が届いた。「プレーオフかもしれないと思ってバナナを食べていた。泣きながらバナナ。美味しかったです」。甘さとしょっぱさが混ざった、“勝利の味”を噛みしめた。

初優勝後の2年間では、メンタルの浮き沈みを経験。「一昨年は優勝できそうでできない自分にいらだってたし、焦ってた。去年はショットが悪くて自分のゴルフがダメになっていた」。32試合に出場し、予選落ちがわずかに1回だった19年、そして逆に開幕から3試合連続で予選落ちした20年と、それぞれ違う苦しみを経験した。

その悪い流れを断ち切るため、今年から正式に南秀樹コーチに師事することにした。すると「技術面もそうだし、南さんは自分がプロとしてどうあるべきかという、志を持たせてくれた。強いゴルファーになりたいと思いました」と、技、そして心が充実。この日も、コーチから指示された「6アンダー、最低4アンダー」を出すためプレーし、それが大逆転劇につながった。

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