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プロキャディが教えるバンカーのきれいなならし方「砂の多いところから持ってくる」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

プロキャディの加藤大幸氏が小学生たちに、バンカーのきれいなならし方を伝授(撮影:福田文平)

1月上旬に千葉国際カントリークラブ(PGM)で開催されたプロキャディによるジュニアレッスン会「ゴルフ脳強化キャンプ」。そのなかで加藤大幸(ひろゆき)キャディが小学生たちに『バンカーのならし方』を教える場面があった。加藤氏は2007年最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」から約5年間、石川遼の専属キャディを務め、石川のプロ初優勝や、海外メジャーでの初予選突破などをサポート。最近では今平周吾や小鯛竜也などのバッグを担いでいる。

2017年には松山英樹とタッグを組んだ加藤キャディ【写真】

一般ゴルファーが特に苦手とするバンカーだが、前の組のプレーヤーが雑にならしていたりすると、余計に嫌な気持ちになる。これからプロを目指すジュニアでなくても、きれいにバンカーをならす方法は知っておきたいところだ。

加藤氏はバンカーをならすとき、砂の量が一番ある場所を見ているという。「ならしたいところではなく、砂が多いところから砂がないところに持ってくるんです」。そういうと加藤氏は、ならしたい場所の手前にある砂を、ザッザッとかけていく。猫が用を足した後、足で砂をかける様子にちょっと似ているかもしれない。打った跡自体にはほぼ触っていない。

バンカーレーキはギザギザしているので、砂があったところにしま模様がつく。それを平らにするときは、バンカーレーキの反対側の平らな面を使う。バンカーがきれいになると、ジュニアに帯同していたお父さんたちからも「おー」と声が漏れた。

最後に加藤氏は「それくらい気を使うと、後ろの人がすごくバンカーショットしやすいし、次のホールで自分に“運”がついてくる。ディボット跡に入らなかったり、良いライに止まったりとか。自分に良い運がついてくると思って、バンカーをきれいにならしてください」と微笑みながら小学生たちに語りかけた。

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