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6試合目でスピードV フィンランド初の欧州ツアー新人王【オリンピアンの素顔】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

驚異のスピードで頭角を現し中!欧州の新人王(撮影:GettyImages)

東京五輪のゴルフ競技が7月29日に開幕する。ゴルフは前回のリオ五輪で112年ぶりに復活。今回も各国から男女60名が4日間72ホールをプレーする。開幕を前に、代表選手たちのプロフィールをおさらい。世界中から集まる代表選手が霞ヶ関をどう攻略するのかに注目だ。

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サミ・ヴァリマキ】(フィンランド)
■年齢:1998年7月16日生まれ 23歳
■身長:188センチ
■プロ転向:2019年
■主な戦績:欧州ツアー1勝

2020年、フィンランド人として初めて欧州ツアーのルーキー・オブ・ザ・イヤー(サー・ヘンリー・コットン新人賞)を受賞した強者。2019年にプロ転向したあと、Qスクールを突破して欧州ツアーに参戦すると、ルーキーイヤーの20年に出場6試合目の「オマーン・オープン」でブランドン・ストーン(南アフリカ)をプレーオフで破って初優勝。これを含む7度のトップ10入りを果たして「レース・トゥ・ドバイランキング」は11位に入った。

アマチュア時代は18年に世界アマチュアゴルフランクのトップ10入りを果たし、兵役を終えた後にプロ転向。欧州3部ツアーにあたるプロゴルフツアーで4勝を挙げて同ツアーの賞金ランク2位に入っている。

プレー面では飛ばしよりも、総合力の高さで勝負するタイプ。今シーズンは最高位が21位タイで、レース・トゥ・ドバイランキングは151位タイ(7月14日時点)と苦しんでいる。ただし、20年の初優勝後も3試合連続予選落ちがあるなど、もともと浮き沈みは激しい。パットは好調なだけに、とりわけ苦戦しているセカンドショット以降が霞ヶ関でハマれば、優勝争いに絡む可能性も十分だ。

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