5ホールに及ぶプレーオフを制したキャメロン・デービス（右）、敗れたトロイ・メリット（手前）2人とも新『T200』アイアンを投入！（撮影：GettyImages）
＜ロケット・モーゲージ・クラシック 最終日◇4日◇デトロイトGC（米ミシガン州）◇7370ヤード・パー72＞
米国男子ツアーの「ロケット・モーゲージ・クラシック」最終日、キャメロン・デービス（オーストラリア）、トロイ・メリット（米国）、ホアキン・ニーマン（チリ）がトータル18アンダーで並びプレーオフに突入。1ホール目でニーマンが脱落。5ホール目でパーを逃したメリットに対してパーセーブしたデービスがツアー初優勝を決めた。
▶▶▶タイトリスト、新『Tシリーズ』のシーディング初週は6人使用。アイアン使用率も1位
既報の通り、タイトリストは新『Tシリーズ』アイアンのツアー検証プロセス中だが、デービスもメリットも新『Tシリーズ』を投入してハイパフォーマンスにつなげており、15人以上の選手が同シリーズを投入していた。まず、ド派手なプレーで魅せたのはメリット。新『T200』アイアンの5Iで、3日目の11番（218ヤード・パー3）でホールインワンを達成。PGAツアーが投稿した動画でも、その弾道の高さが印象的だった。
また、優勝したデービスも、2Iに新『T200』を投入して勝利していた。アクシネットジャパンインクも「先週のPGA ツアーより、世界のトッププレーヤーによるNEW[キャメロン・デービス]()選手が優勝いたしました。NEW IRONの製品性能の高さを証明しております」とし、デービスの優勝ギアを公開。
【キャメロン・デービスの優勝ギア】
1W：TSi3 (9.0°USTM LIN-Q White 7)
3W：TS3 (15.0°Atmos Tour Spec Blue 8 TX)
2I：NEW T200(KBS TOUR Graphite Hybrid Prototype 105g X)
4I〜PW：MB620(KBS TOUR-V 120g X)
A,S,LW：VOKEY SM8(52,56,60°Dynamic Gold S400)
PT：SCOTTY CAMERON Timeless tour prototype
BALL：Pro V1x
▶▶▶シンプル！ タイトリストの新『T100』『T100S』『T200』『U505』アイアン、ツアー投入へ
トロイ・メリットは週頭にレンジで打ち始め、新『T200』（4I〜5I）と新『T100』（6I〜PW）アイアンのコンボセットに切り替え、いきなりのホールインワン＆優勝争い。その他、先々週に新『T100』（5I〜9I）を投入しての5位タイに続き、今週も4位タイに入ったハンク・レビオダも新『Tシリーズ』で躍進中。米国タイトリストは「芝の上での使用感はとても良く、ボールの飛びも良く、弾道の形も良くなりました」とのレビオダのコメントを紹介している。
【トロイ・メリットの使用ギア】※ 米国タイトリスト公表
1W：TSi3(10.0°Diamana BF70 TX)
3W：TSi2(15.0°Diamana Blue S+ 80 X)
UT：[KBS TOUR]() Graphite Hybrid Prototype 105g S+)
4,5I：NEW T200 (KBS TOUR C-Taper 125g S+)
6I〜PW：NEW T100 (KBS TOUR C-Taper 125g S+)
A,SW：VOKEY SM8(50, 54, 58°KBS TOUR 120g S)
BALL：Pro V1x
また、8位タイに入ったマーク・アンダーソンも初めて新『T100』（4I〜PW）を投入。6アンダーの66で今季最高の成績を収めるなど、レビオダのように新『Tシリーズ』投入効果を感じさせる躍進を見せている。大会では、タイトリストが主要各カテゴリの使用率トップの座を全て獲得している。
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