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マイナビネクストヒロイン初参戦 福岡センチュリーGCのフロント嬢、松永王花は「ここ一発は270ヤード超える」飛距離が武器

マイナビネクストヒロインゴルフツアー初参戦の松永王花(撮影:ALBA)

<マイナビネクストヒロインゴルフツアー◇第2戦 PGMシリーズ withGolf CUP ◇10日◇事前◇セゴビアGC イン チヨダ(6418ヤード・パー72)>
 
いよいよ11日(木)から2日間の日程でマイナビネクストヒロインゴルフツアー第2戦「PGMシリーズ withGolf CUP」が始まる。同ツアー初出場の注目選手、松永王花(まつなが・きみか)に意気込みを聞いた。

「マイナビネクストヒロインは初出場で緊張しています。自分のプレーができるように、全力で頑張ります」と、松永。松永はゴルフの名門、沖学園(福岡県)出身。だが高校時代はコーチでありプロゴルファーでもある父・公比呂(きみひろ)さんの指導でラウンドするより筋トレに励んでいたという。それだけにジュニア時代の試合出場経験は少ない。

「沖学園時代はレギュラー選手になれず試合経験が少ないので、経験を積むという意味でもネクストヒロインに挑戦することを決めました。人見知りなんですが、知らないところにもどんどん挑戦してゆきたいと考えています」と、松永。

どんどん挑戦するということでは、今年、ドラコンプロの資格を取得した。高校時代の筋トレで得た飛距離は、松永の武器でもある。

現在は福岡センチュリーゴルフ倶楽部で、研修生としてフロントで業務に就いている。JLPGAプロテストはセカンドステージどまりで、ファイナル進出経験はまだない。課題は「アプローチです。飛距離が出るぶんグリーン周りが苦手で、寄せのバリエーションを増やしていきたいです」と話す。

平均ドライビングディスタンスは250ヤード。ここ一発の飛びは270~280ヤードほど。「腕というより下半身で振るタイプです。切り返しで左足裏全体に体重を乗せていくように踏み込んでいます。ここは飛ばしたいというときはテークバーックを速くして、スイングスピードを上げています」と、飛ばしで心がけていることを教えてくれた。

さて、飛距離をアドバンテージとしてどこまでスコアを伸ばせるか。松永の新たな挑戦を見守りたい(取材/文・河合昌浩)

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