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前週棄権の稲見萌寧が“双子コーデ”で練習R 症状残り検査結果待ち「外に出ると咳が…」

稲見萌寧(左)と臼井麗香が“双子コーデ”で登場(撮影:福田文平)

<RKB×三井松島レディス 事前情報◇10日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県)◇6299ヤード・パー72>

先週のメジャー大会「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」を途中棄権した稲見萌寧が、今週復帰する。「息をするのもつらい。体に発疹が出て体調が悪かった」と第2ラウンド途中にプレーを取りやめていた。今週もじんましんなどの症状は残るが、薬を飲みながらの練習ラウンドで調整した。

茨城での状態については「呼吸困難になって、毎日息苦しかった。初日からまともに歩ける状態ではなかった」などと明かす。開幕前から体調に不安はあったが、強硬出場。しかし体調が日に日に悪化し、プレーに集中するどころではなかった。棄権後には病院でアレルギー検査を行い、今はその結果を待っている状態。熱などはないが、「外に出ると咳が出る」と決して万全とはいえない。

3月の「アクサレディス」までの4試合でトップ3に2度入る春先のシーズンだったが、それ以降、苦しい時期を過ごしている。歴代優勝者に名を連ねる「ヤマハレディースオープン葛城」、「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」で予選落ちすると、続く「KKT杯バンテリンレディス」の週には新型コロナウイルスに感染し、欠場を余儀なくされた。さらに復帰戦となった「パナソニックオープンレディース」では出場3試合連続で決勝ラウンド進出を逃すことになった。そこにきての体調不良と、なかなかいい波が訪れない。

今週の福岡CC和白Cは、「ほけんの窓口レディース」として行われた昨年大会で3位に入っており、いいイメージも残っている。10日は仲良しの臼井麗香と「たまたま」という“双子ファッション”でアウトコース9ホールを回った。症状も残り、検査結果を待つ不安な状況だが、しっかりと準備を重ねて12日の初日を迎える。(文・間宮輝憲)

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