• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 女子も東京五輪代表争い最終章へ! 出場条件は? 稲見、古江、渋野の心境は? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

女子も東京五輪代表争い最終章へ! 出場条件は? 稲見、古江、渋野の心境は? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

古江、稲見、渋野、それぞれが代表への思いを語った

いよいよ、畑岡奈紗に続く東京五輪の女子日本代表2枠目の選手が今週行われる日米ツアーの結果で決まる。国内ツアー「アース・モンダミンカップ」に出場する稲見萌寧、古江彩佳、そして米国でメジャー大会「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」を戦う渋野日向子の3人が、その対象だ。それぞれの選手は、何を思い試合に臨むのだろうか?

その前に、現在の状況をおさらいする。国際ゴルフ連盟(IGF)が管轄の五輪ゴルフランキングの基となるロレックスランキング(世界ランク)で、日本勢最上位につけるのは11位の畑岡。こちらは代表入りが内定している。2番手は25位の稲見(平均ポイント3.4838)となっており、現時点ではこの2人が“出場圏内”だ。

3番手が28位につける古江彩佳(同3.2278)、4番手が31位の渋野日向子(3.0680)。そして今週、それぞれが代表になるケースは以下の通りだ。

■稲見…単独3位以上なら、古江の成績に関わらず確定
■古江…優勝し、かつ稲見が単独4位以下
■渋野…他2選手の動向によるが、最低でも単独5位以上になることが必須

つまり古江の逆転条件は『優勝のみ』。この3人で一番下につく渋野は、ポイントが高いメジャー大会に出場するが、例えば稲見が優勝した場合には、単独2位以上が必要になるなど変動する。状況的に“稲見優位”は揺るがないが、まだそれぞれ逆転の可能性があることは覚えておきたい。

稲見は開幕2日前の会見で、五輪について「相変わらず気にしてない。アース・モンダミンカップという大きな試合ということで上位で優勝争いに絡めたらいいなと思いますね」と、目の前の試合に集中する姿勢を口にした。五輪の印象については「(冬季五輪の)ハーフパイプがカッコいいなぐらい。ただただ技がカッコいいなと見てるだけ」と話した。

関連記事