コロナ明けも問題なし ジョン・ラームは思い出の地でメジャー初制覇へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
順調に調整を進めるジョン・ラーム(撮影:GettyImages)
<全米オープン 事前情報◇16日◇トリーパインズGCサウスC(米カリフォルニア州)◇7652ヤード・パー71>
「ザ・メモリアルトーナメント」の第3ラウンドで首位に立ちながらも新型コロナウイルス陽性となり棄権となったジョン・ラーム(スペイン)だったが、現地時間5日(木)に開幕する「全米オープン」前週に2度の陰性が確認。晴れてメジャーの出場がかない、「昨日9ホールまわって、今日も9ホール回る予定」と順調に調整を進めている。
陽性となったあと、「すぐさま2週間以内に会っていた人たちに知らせて彼らが大丈夫か確認した」。その後自宅に戻り、自分が戦うべきはずだった日曜日のトーナメントを見たという。「家の誰にも感染させないようにしていた。子供と一緒に過ごすこともできなかった。孤立を感じたよ」と精神的につらい状況を過ごして、12日に2度目の陰性が確認。決戦の地へとやってきた。
そのトリーパインズGCは2017年に「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で優勝、今年もトップ10に入った好相性の舞台。周囲からの期待も大きく、米ツアー公式サイトの優勝予想では堂々1位に挙げられた。
そんなラームが警戒するのがグリーンの硬さ。「ファーマーズのときはピンを狙って打てる。着弾したところで止められるから、バーディも増える。でも、この硬さではそれが難しい」。ほかにも、ラフの厚みなどもあり、5〜7アンダーの選手はそんなに出ないだろうと話す。
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports