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米一時離脱前の会心7バーディ 古江彩佳は日本3戦に向け“良き”気づき

ポートランド大会を「68」で締めた古江彩佳。この後は日本での3試合が待っている(撮影:ALBA)

<ポートランドクラシック 最終日◇3日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6467ヤード・パー72>

出だしの3ホールで2ボギーと出遅れた古江彩佳だったが、その後は7バーディ(1ボギー)を奪ってこの日は「68」のラウンド。バーディ合戦のなかでは「最低限のアンダー」と、なんとかトータル12アンダー・26位タイで終えて、昨年3位に入った大会を締めくくった。

パッティングが決めきれない日が続き、スコアも思うように伸ばせないラウンドを繰り返していたが、ファイナルラウンドは「30」パットという数字以上の収穫があった。1番ではロングパットを強めにヒットし、ラインに乗ってカップに向かうも2メートルオーバー。返しが入らずボギーとし、2番ではバーディチャンスも決まらず。ところが、外したパッティングの内容が、その先のバーディラッシュにつながった。

「2番でうまくラインを信じたら感触が良くて」。ボールに引いた線を打ちたいラインに合わせるのは変わりないが、ここ最近は「すごく入れたい気持ちがあって狙いすぎて」と感覚以上にプラスアルファを施してしまった結果、カップを外すことが多くなっていた。「構えてみた感触が気持ち悪かったらちょっと右を向くとかというのもあったりしたので、それをしすぎたのがあまりいい流れにならなかった」。そんな失敗を乗り越え、自分を信じて打つことを徹底した。

前半の4連続バーディでは、6メートル級の長いものから2メートル前後のものも決めるなど「シンプルに戻して今日は良かったです」。前日の練習で気づき、それを実戦で試した結果、見つけた改善策。小さな気づきは実に単純明快なもので、次戦にもつながるものだ。

その次戦だが、このあとは一時米ツアーを離れる。次週は休養とリフレッシュに充てて、プロ初優勝を飾った国内ツアーの南愛知へ。その後は「日本女子オープン」、「富士通レディース」と日本のファンの前で成長した姿を見せる。米ツアー復帰戦は10月中旬の韓国開催「BMW選手権」。その後、アジア3連戦ののちに米本土最終2戦に臨む。

「いま落ちてきているので、しっかり上位争いできれば」と、夏前には一時首位に迫ったポイントランキングもいまは下げてしまった。この日の気づきを日本で確かなものにし、さらに強くなり米ツアー復帰へとつなげる。(文・高桑均)

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