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『60』で10アンダーの大槻智春 「入らなくても自分のせいじゃない」作戦が成功 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 大槻智春 -10 S・ノリス -10 3 T・ペク -9 4 額賀辰徳 -8 5 亀代順哉 -7 A・キュー -7 梅山知宏 -7 杉本エリック -7 9 堀川未来夢 -6 久常涼 -6 順位の続きを見る

「俺のせいじゃない!」 “60”を生んだ大槻智春の思考法

「俺のせいじゃない!」 “60”を生んだ大槻智春の思考法(撮影:福田文平)

ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 初日◇20日◇取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)◇東コース(6804ヤード・パー70)、西コース(6531ヤード・パー70)>

“日本初”となるプロアマ形式のトーナメント初日がすごいことになっている。大槻智春とショーン・ノリス(南アフリカ)の2人が驚異の「60」をマークして首位発進。しかもどちらもボギーなし。一日で10個伸ばすロケットスタートを決めた。

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2人はともにコーライグリーンで距離の短い西コースをラウンド。大槻が「すごくショットが良くて、西コースはグリーンが小さいので、乗せてしまえばバーディチャンスにつくホールが多い。2、3メートルのバーディパットがほとんどでした」というと、ノリスは「8バーディ・1イーグル。きょうはすべてが良かった。よく当たってくれた」と振り返る。

ビッグスコアの背景にはコーライグリーンがある。トーナメントではほとんどベントグリーンで、暑さに強く芝目の強いコーライグリーンは、8月の「Sansan KBCオーガスタ」が行われる福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部くらいしかない。傾斜だけでなく、芝目にスピードと曲がり幅が左右されるコーライグリーンを苦手にしているプロも多い。

ノリスは、「(故郷の)南アフリカのゴルフ場では良く似ているグリーンがあるので、それは気にならなかった」と語る。一方、大槻の考え方が面白い。「コーライは嫌いではない」と前置きしつつ、「この言い方が合っているのかわからないですけど、入らなくても『自分のせいではない、アンラッキーだった』と考えられる」と話している。

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