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M・フィッツパトリックの「飛距離はスキルじゃない」発言 J・トーマスが真っ向反論(No.163664) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

M・フィッツパトリック(左)の発言にJTが徹底抗戦 デシャンボーの飛距離はまだまだ物議をかもしている(撮影:GettyImages)

今年最後のPGAツアー「マヤコバゴルフクラシック」3日目に「62」をマークしたジャスティン・トーマス(米国)は、首位をいくエミリアーノ・グリジョ(アルゼンチン)と4打差の5位タイに浮上。最終日に逆転の望みを繋げた。

“ジャンプ演技”で飛ばす! JTのドライバースイング【連続写真】

トーマスはポッドキャストの「ゴルフサブパー」に出演すると、話題はブライソン・デシャンボー(米国)へ。先日、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)による「僕の考えでは体重を増やして、飛距離を伸ばすことはゴルフのスキルじゃない」との発言を「馬鹿げている!」と一蹴した。

フィッツパトリックは欧州ツアーのイベントで、「僕も18キロ体重を増やして、2インチ長いドライバーを振れば飛距離は伸ばせる。しかし、ゴルフのスキルはボールをまっすぐ飛ばすこと。デシャンボーはゴルフからスキルを奪ってしまった。おそらく多くの人が賛成しないだろうが、これが僕の意見だ」と、今年9月の「全米オープン」を制したデシャンボーを批判した。

それに対してトーマスは「マット(フィッツパトリック)の考えは間違っている。デシャンボーは自分の生活のすべてをかけて肉体改造し、飛距離を得てメジャーに勝った。高く飛ぶこと、サッカーでボールを遠くに蹴ること、すべてスキル。ブライソンの全米オープンのプレーは飛距離だけじゃない。飛距離はもちろん助けになったが、大事なパットを決めてすばらしかった」と称賛した。

20キロ近く体重を増やし、飛距離を大きく伸ばしたデシャンボーの平均飛距離は現在337.8ヤードでツアー1位、ティショットのストロークスゲインドも1.297で1位。「48インチドライバーを使用してさらなる飛距離アップを目指したい」というデシャンボーを巡る論争は終わらない。(武川玲子=米国在住)

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