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「世界に日本のゴルフをアピールしてきた1年」 日本ゴルフ協会がナショナルチーム慰労会で総括 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

JGAナショナルチーム慰労会に出席した左から中島啓太、米澤蓮、桂川有人、尾関彩美悠、星川ひなの、木村太一、杉浦悠太、久常涼(写真:JGA提供)

21日、2021年度JGAナショナルチーム慰労会が行われ、中島啓太(日体大 3年)や米澤蓮(東北福祉大4年)らが出席。2020年度はコロナ禍で行われなかったため、2年ぶりの開催となった。

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日本ゴルフ協会(JGA)の竹田恆正会長は、長引くコロナ禍の影響により満足な強化活動が行えなかったなか、強い指導力で選手たちを率いてきたヘッドコーチのガレス・ジョーンズ氏(オーストラリア)をはじめとする強化チームコーチ陣と、ひたむきに前に進み続けてきた選手たちに賛辞を述べた。

今年はナショナルチームの一員である梶谷翼(滝川第二高3年)がオーガスタナショナル女子アマチュアで優勝したのを皮切りに、プロゴルフでは松山英樹がマスターズで日本人初のメジャー優勝の偉業を達成。全米女子オープンでは笹生優花と畑岡奈紗がプレーオフを戦い、東京五輪ゴルフでは稲見萌寧が銀メダルを獲得した。そしてまた、中島がアマチュア世界一の称号であるマコーマックメダルを受賞。さらに中島は、「アジアパシフィックアマチュア選手権」で優勝し、来年のマスターズ出場権を手に入れた。

「世界に日本のゴルフをアピールしてきた1年でした」と、里深真弓ナショナル強化委員会委員長が言う通り、日本のゴルフの底力を世界に発信してきた。これは年々、ナショナルチームのレベルが上がってきた証ともいえる。ガレス・ジョーンズ氏は2020-21年強化メンバーを「復元力と強い個性を発揮してきた」と賞賛した。

「日本オープン」でローアマを獲得した米澤は、「(強化活動の中でのトレーニングは)すべてが刺激的で楽しかった。データを使ったトレーニングは悪いところもいいところもすべてが明らかになる故に、目の前に一打に集中できる」と話した。

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