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LIVゴルフ最終戦 トランプ前米大統領が自身のコースでプロアマ戦出場へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

トランプ氏(写真左)はDJともプレーした(撮影:GettyImages)

来週27日(木)に賞金総額5000万ドル(約72億5000円)の「LIVゴルフ」今季最終戦を迎えるが、開幕前日のプロアマ戦にドナルド・トランプ前大統領が出場することが分かった。

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舞台は米フロリダ州マイアミのトランプ・ドラール、“ブルーモンスター”と呼ばれる難コースでトランプ氏が所有するもの。トランプ氏がLIVゴルフのプロアマ戦に出場するのはこれが2度目で、7月末に米ニュージャージー州のトランプナショナルで開催された大会でも出場している。

前回、会場周辺では2001年にニューヨークで起きた9・11米国同時多発テロ事件の実行犯にサウジアラビア人が存在したことから、被害者の家族らが抗議集会を開いた。その中でトランプ氏はLIVゴルフをバックアップするサウジアラビア政府系投資機関「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」の総裁、ヤシル・オスマン・アルルマイカン氏とともにプロアマ戦をプレー。アルルマイカン氏を「長い間の素晴らしい友人」と呼び、「ゴルフにとって偉大な存在」と絶賛した。このアルルマイカン氏をPGAツアーは今月20日、ニューヨーク州の地方裁判所に提訴している。

トランプ氏がマイアミのドラール・ゴルフリゾート&スパを購入したのは12年のこと。同コースでは古くはPGAツアーの「ドラールオープン」(のちにドラール・ライダーオープン、ジェニュイティ選手権、フォード選手権)として1962年〜06年が開催された。フェデックスカップが始まった07年からはWGC(世界選手権シリーズ)の「キャデラック選手権」の舞台に。05〜07年はタイガー・ウッズ(米国)が同コースで大会3連覇を達成するなど、タイガーの好相性コースとしても知られる。

だが、トランプ氏が16年の米大統領選に立候補し、選挙演説の中で「メキシコ移民」に対する差別発言などがもとでPGAツアーとトランプ氏は袂(たもと)を分かちドラールから去ることに、17年からは「WGC-メキシコ選手権」として舞台をメキシコシティへと移した経緯がある。

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