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“ニアミス”連続のシーズンを終えた松山英樹 幻のアジアシリーズで再びトップに返り咲くか【PGAツアー公式コラム】(No.159608) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

松山英樹、米国開催のアジアシリーズで勝利なるか!?(撮影:GettyImages)

今年3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」。最後に25フィートのイーグルパットを華麗に決めて「63」をマークした松山英樹。TPCソーグラス・スタジアムのコースレコードを叩きだして首位発進を決めたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2日目以降が中止。自身初となる大会制覇は露と消え、それきり、今年はなかなか目立った活躍を見せられずにいる。

松山英樹の最新クラブセッティング!【写真】

プレーヤーズ選手権後の13試合もコロナ禍ですべて中止。例年通りに大会が行われていたならば、3シーズン連続での未勝利期間にも終止符をうち、年間王者も夢ではなかったかもしれない。松山の2019-20年シーズンはトップ5が4度で、そのうち1戦は「BMW選手権」での3位タイ。シーズン中の成績としてはベストだが、目標はもちろん優勝だ。

松山にとってもっとも惜しまれる大会は、シーズン序盤のアジアシリーズだったかもしれない。「CJカップ」で3位タイ、翌週の「ZOZO Championship」ではタイガー・ウッズとの激闘のすえに単独2位に入るなど、優勝への“ニアミス”が数々あった。ZOZOの大会後に松山は「来年はここでリベンジしたいですね」と活躍を誓ったが、コロナ禍で日本でのリベンジは叶わぬものとなった。今年は日本から舞台を移し、カリフォルニア州のシャーウッドカントリークラブでの開催に変更。例年であればCJカップから韓国・日本・中国とアジアでの大会が行われるはずだったが、今年は米国ネバダ州、カリフォルニア州での開催となる。

昨年、ジャスティン・トーマスが制した「CJカップ」の会場は、昨年の済州島ではなくラスベガスのシャドークリークゴルフコース。その前週には「シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープン」がネバダ州TPCサマーリンゴルフコースで行われた。

「CJカップは、ツアーの中でもお気に入りの大会になった」とトーマスは語る。19年大会では、松山に5打差を付けて優勝した。「2度優勝したという事ももちろんそうだが、CJグループと韓国の皆さんの手厚いもてなしが、PGAツアーの選手全員にとって大会を特別なものにしてくれた。今年は残念ながら韓国を訪れる事が出来ないが、場所は変わっても今年もCJグループにスポットライトを当てる事ができて、うれしく思う」

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