• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 藤田光里は「待ってました!」 オデッセイの新作“黒のホワイトホット”にはL字型がラインアップ!?

藤田光里は「待ってました!」 オデッセイの新作“黒のホワイトホット”にはL字型がラインアップ!?

藤田光里はL字型の黒パターに「待ってました!」(撮影:佐々木啓)

<資生堂 レディスオープン 事前情報◇27日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6605ヤード・パー72>

オデッセイの新作パターがツアーに登場した。今週の国内女子ツアー会場で『WHITE HOT BLACK SERIES』と刻印されている、真っ黒なパターが練習グリーンにずらりと並んだ。

ヘッドとインサート、そしてシャフトも黒。“真っ黒なホワイトホット”ということには驚いたが、オデッセイが誇る超人気モデルを性能をそのままに、見た目をブラッシュアップ。「かっこよさ」や「締まりの良さ」をテーマにこの新作が生み出された。

プロの第一印象も「かっこいい」と上々。藤田光里、植竹希望ら多くの選手が手に取り、朝の練習で球を転がして、その感触をチェック。朝の練習グリーンにずらりと並んでいたパターは、夕方には数がめっきり少なくなっていた。

目を輝かせて即投入を決めたのは藤田。その手にはL字型の『#9』が握られている。「待ってました! 本当にやっとL字が出てくれてうれしいです。高校生の頃から待っていて、そして黒色というのがさらにいいですね」、と好みにぴったりとハマった。今回は『ホワイトホット』にはなかったL字型がラインナップされており、往年のファンにとっては待望の新作といえる。

黒という色合いも、構えやすさに好都合。「正直、座りがよくて、バランスの良さも感じています。インサートがないパターが好きなので、(インサートが)黒くなっているのが気にならないし、むしろいいです」と絶賛だった。

ショートスラントネックのマレット型を試打した植竹も、実戦投入の予定。「めっちゃ柔らかすぎないという打感がいい」という『ホワイトホット』の良さに加え、「膨張しない色なのでシュッとしていて見た目もいい」というデザインがマッチした。

センターマレット型を試打した小倉彩愛は「シャフトも黒いというのがいい。黒というよりも“マット黒”だから、見た目がかっこいい。全部が黒いので、すっと構えやすい感じがある」とコメント。高木萌衣は「シンプルだから構えやすい。溝がライン代わりになっていて、線ではなくてボヤっとしているからこそ、ほどよい意識でストロークしやすく感じると思います」と話した。

ほかにも多数の選手がテストしているという。三角ネックの『トライビーム』が人気を博しているが、それに続いてさらにツアーを盛り上げる存在になりそうだ。

関連記事