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グヴァルディオル獲得で盤石のマンチェスター・シティ、2年連続トレブルを狙う

写真:グアルディオラ監督(AP/アフロ)
8月5日、昨季トレブル(三冠)を達成させたマンチェスター・シティがライプツィヒからDFヨシュコ・グヴァルディオル(21)を獲得したと発表した。

移籍金は7700万ポンド(約140億円)で、2028年までの5年契約となる。

多くのビッグクラブが狙った逸材を射止めたシティは、この補強で盤石の戦力を揃えた。

2年連続トレブル達成という偉業への挑戦が始まる。

最強のCB獲得でより強さを増したマンチェスター・シティ

2022年に行われたカタールW杯でも大活躍し、一躍欧州の注目株へと成長したグヴァルディオル。

185㎝と高さ的には一般的なCBのサイズだが、屈強な肉体を持ち、次々にボールを奪い取っていくDFとしての上手さがある。

身体を入れてボールを奪いとるだけでなく、スライディングでのボール奪取も欧州トップクラスだ。

さらに、左利きのCBという希少性も兼ね備えている。

パスセンスもあり、ドリブルで前に推進することもできる。

唯一スピードに関しては高いとは言えないが、それでもCBとして標準のスピードは兼ね備えている。

左SBの経験もあるほど器用な面もあるため、3バックの場合は真ん中と左CB、4バックであれば左CBと左SBでプレーすることが可能だろう。

シティは今夏キャプテンのギュンドアンがバルセロナに移籍し、戦力が低下したかに思われたが、すぐさまチェルシーからクロアチア代表MFのコヴァチッチを獲得し戦力の維持に成功している。

グヴァルディオルが加入することで、昨季よりもより戦力としてはUPしたと言えるだろう。

ベテランのような風貌だが、21歳とまだ若く、今後10年間はシティのDFラインの主力としてプレーし続けてくれるはずだ。

ディアスやアケ、アカンジ、ストーンズ、カイル・ウォーカー、カンセロなどすでに豪華なDF陣にグヴァルディオルが加入したことで、怪我やコンディション不良などにも完璧に対応できるだろう。

懸念は右SBのカイル・ウォーカーやベルナルド・シウバに移籍の可能性がある点だ。

もしも両選手が残留をしてくれれば、2年連続トレブルの偉業達成の可能性が高まると言えるだろう。

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