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松山英樹、スコッティ・キャメロン『HM T2』を投入、9アンダー発進!

「カッコいいのが届いた」と言っていたのはこのパターのこと。スコッティ・キャメロン『HM T2』プロトタイプ(撮影:GettyImages)

ザ・プレーヤーズ選手権 初日◇12日◇TPCソーグラス(米フロリダ州)◇7189ヤード・パー72>

第5のメジャー、「プレーヤーズ選手権」初日。松山英樹は、1イーグル・8バーディ・1ボギーのラウンド。トーナメントコースレコードタイの「63」でフィニッシュし、9アンダーの単独トップに立っている。10番スタートの出だしから4連続バーディ。16番をボギーとし3アンダーで後半に入ったが、2番でバーディを奪うと、5番から3連続バーディ。上がりの9番パー5では2オンに成功しイーグルを奪い、リーダーボードの頂点で初日を終えた。

▶松山英樹、第5のメジャーに向け「鬼練」できっかけをつかみ「カッコいいパターが届いたので投入しようかな」

練習日の時点から「カッコいいパターが届いたので、投入しようかな」と言っていたように、スコッティ・キャメロンの新作プロトタイプ『HM T2』と刻印された、真っ黒に赤いサイトラインの入ったクランクネックブレードを投入。これが奏功したのか、2〜5mのパットが面白いようにカップに吸い込まれた。ただし、本人はあくまでも慎重な見方を崩さない。

「ドライバーショットに限っては一回しかいい当たりがなかったけど、ただフェアウェイに行ってくれたり、悪いところじゃなかったりしてくれていたのでスコアには繋げることができたかなって感じですね。(パターは道具も変わって入ったが?)先週の最終日からやっていることを変えてみて、今日はうまく行ったけど、これから続けてみてどうかなって感じ。

(パター変更を決めたのは?)いや、もう一昨日から入れようと。(形状は同じ?)そうですね。(何が合う?)いや、たまたま入ったからみんなそう言うだけで、別に明日入らなかったら意味がないですし。替えたからといって入るわけじゃない。13番のパットが一番、思い通りに打てたかなと。その後もね、ロングパットのミスはあったけど、ショートパットはほぼミスをしなかったので良かったなと思う」(松山英樹)

スコッティ・キャメロンのツアーリポートにある画像のとおり、黒く引き締まった見た目の『HM T2』プロトタイプ。無垢なフェースで松山好みの美観なだけに、少し前のマレット型とは違い、エースに近い存在に昇格する可能性を秘めている。

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