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「きょうは落ち着いて回れた」 古江彩佳は難しい“午後ポアナ”で伸ばし、8位で決勝Rへ【日本勢コメント集】

古江彩佳が上位で決勝ラウンドへ(撮影:ALBA)

<JMイーグル・LA選手権 2日目◇28日◇ウィルシャーCC(米カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>
 
古江彩佳は持ち前の安定感あるプレーで2バーディ・1ボギーの「70」でまとめ、トップと3打差のトータル3アンダー・8位タイで週末に進む。

「きょうは落ち着いて回れたと思います。バーディチャンスにけっこうついたけどポアナ芝が難しくてなかなか入れることができなかった。この午後のスタートのなかアンダーでうまく回ることができた」。今大会のグリーンはボールが跳ねながら転がるポアナ芝で、多くの選手がカップ周りを踏んだ午後になるほどその傾向は強くなる。
 
古江は午後1時10分の遅いスタートながら、8番では4メートル、16番では5メートル弱としっかりラインを読み切ってバーディ。17番ではこの日、唯一のボギーを叩いたが、最終18番では3メートルのパーパットをしぶとく沈め「入ってくれて良かった」と、いいイメージでラウンドを終えることができた。
 
そのなかで、「アイアンが徐々によくなって風の読み方も合ってきた」という後半。13番パー5では1メートル強、319ヤードの14番パー4では3メートル弱、15番パー5では3メートル強と3連続でチャンスについたが、「そこで入らなかったのはちょっと悔しい。短いパー4、パー5でうまく決めたかった」とすべて外したのが心残り。
 
それでも、2日目は厳しい位置にピンが切られていたこともあり、上位のスコアはあまり伸びていない。「明日もしっかり集中して自分のプレーができればいいかな」と、トップを3打差で追ってムービングデーをスタートする。
 
今大会には古江のほかに、畑岡奈紗、渋野日向子、笹生優花、西村優菜、勝みなみの日本勢6名が出場。笹生を除く5人が予選通過を果たした。以下、決勝ラウンドに進出した日本勢のコメント集。
 
■西村優菜(トータル3アンダー・8位タイ)
「3アンダーからスタートして、(カットラインは途中まで)イーブンなので全然気は抜けなかった。とにかく自分のプレーに集中して回ろうと思っていました。きょうみたいな難しいラウンドでちょっとでも伸ばせたら、すごく楽しみな最終日を迎えられると思うので、もう一回60台を目指して頑張りたい」
 
■畑岡奈紗(トータル1アンダー・22位タイ)
「やっぱり端に切られたピンに対して攻め切れていなくて、バーディチャンスが少なかった。(決勝ラウンドに向けて)状態は良くなってきているので、思い切りまたピンを狙って攻めていけるショットができればなと思う」
 
■渋野日向子(トータルイーブンパー・33位タイ)
「自信を持って打っているつもりではあるけど、思わぬ心に飛んでいっているのは多々ある。(左手の痛みで)練習が全然できていないので、スイングのタイミングとか、やっぱり難しいかなと思う。(予選通過を)確定できたのが良かったー。あと2日間プレーできるのがほんとに楽しみです」
 
■勝みなみ(トータル1オーバー・44位タイ)
「ショットは割と良くて、あとはパット次第という感じだったけど、前半はなかなかパットが入らずに悔しくて。後半はショットがピンに絡むところが多くて、あとは自分を信じて振るだけと思った。ショットは良くなってきたので、全力で1つでもスコアを伸ばして上位に食い込めるように頑張りたい」

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