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好調ネッツの“進化”にハーデンも手応え「間違いなく正しい方向に進んでいる。凄く気分がいいよ」<DUNKSHOOT>

11月以降は上り調子のネッツ。チームの進化にハーデンも手応えを感じている。(C)Getty Images
 ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービングの強力ビッグ3を擁し、開幕前から今季の優勝候補の筆頭と目されていたブルックリン・ネッツ。最初の5試合こそ2勝3敗とスロースタートだったものの、その後の14試合は12勝2敗と一気に調子を上げ、14勝5敗(勝率73.7%)でイースタン・カンファレンスの首位を快走。ここまでは期待通りの結果を残していると言っていいだろう。

 そんなチームの好調ぶりに、ビッグ3の一角ハーデンも手応えを感じているようだ。現地時間11月24日(日本時間25日、日付は以下同)に行なわれたボストン・セルティックス戦に123−104で快勝した後、ハーデンは会見で“チームの進歩”について話した。
 「時間がかかることはわかっていたし、今もまだその過程にある。だけど、ディフェンスでのコミュニケーションだとか、同じ考えを持って取り組んでいることに関して、正しい方向に向かっていると感じるね。オフェンスでも様々なラインナップを試しながら使えるセットを学び、実行しているよ。

 それが俺たちが取り組んでいることであり、ここ数試合に結果として表われていることなんだ。シーズンはまだ長い。始まったばかりだ。でも、正しい方向に進んでいるのは確かだから、気分は凄く良いよ」

 敗戦時に浮き彫りになった課題を、シーズンを戦うなかで素早く修正できるのがチャンピオンチームの条件と言えるだろう。ネッツとしてはシーズン終盤に弱点が判明し、プレーオフまでに修正が間に合わないよりも、開幕直後に改善点が見つかったことはむしろ好都合だったと言っていい。

 そしてネッツには、新型コロナウイルスに対するワクチンの未接種問題で無期限離脱中のアービング復帰という“劇薬”も残っている。現状でその見通しは立っていないものの、オールスターガードの復帰がチームにさらなる勢いをもたらすか、それとも完成しつつあるチームの歯車を狂わせてしまうのか。いずれにせよ、今後もネッツから目が離せそうにない。

構成●ダンクシュート編集部

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