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大谷翔平がトレードされる可能性が高いとされる理由、候補はドジャースorヤンキースか

大谷翔平(Photo by Diamond Images / Getty Images)
エンゼルスの大谷翔平は、今夏にトレードされる可能性が意外と高いのかもしれない。

「条件が揃えばトレードの可能性は十分にありえる」と『MLBネットワーク』が伝えた。

エンゼルスのオーナーであるアルテ・モレノ氏の過去の発言から、その可能性の高さが垣間見える。

モレノオーナーが考えている「大谷をチームから出さない理由」

2023年3月11日の米メディア「スポーツ・イラストレイテッド」に掲載されていた記事には、エンゼルスのオーナーであるモレノ氏の大谷に対する考えが記載されている。

・大谷へのトレードのオファーが過去に5件あった

・メジャーリーガー3人を交換に差し出せるチームがなかった

・エンゼルスがプレーオフ進出を争う状況ならば大谷は出さない

このような発言をしているのだ。

その発言を踏まえて現在の大谷を考えてみると、今夏のトレードの可能性が意外と高いと思えてくる。

現在のエンゼルスは、オールスター前から大失速し、45勝47敗の借金「2」の状態となっている。

トラウトを筆頭に多数の主力が負傷離脱していることからも、プレーオフ進出の可能性はかなり低いと言えるだろう。

さらに、大谷の獲得を狙っているドジャースには、有望株ランキングトップ100に入る若手選手が9選手も存在している。

オーナーの言う「3人を交換に差し出す」ということがドジャースであれば可能なのだ。

チームと自身の投球の不調によって明らかにモチベーションが下がりつつある大谷。

本人はエンゼルスに対する愛着も強いかもしれないが、現実的にはトレードされる可能性も十分にありえると言えるだろう。

ヤンキースも大谷の獲得を狙っている

大谷がトレードされるとしたならば、ドジャースだけでなく複数のチームが手を挙げるはずだ。

特にヤンキースは、大谷の獲得を熱望している。

ジャッジやスタントン、コールといった主力たちは年齢的にもこの1~2年がベストであり、ヤンキースはタイトルを獲るチャンスと捉えている。

有望な若手を複数人放出したとしても、大谷が加われば、一気にメジャーリーグチャンピオンの最有力候補となるはずだ。

トレード期限は8月1日18時(日本時間8月2日7時)と残された時間はそれほど多くない。

果たして大谷の電撃トレードは実現するのか、その動向に注目だ。

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