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【球団別最高球速男|パ】大谷、千賀、伊良部…球史を代表する豪腕がずらり。160キロ未到達のチームは果たして <SLUGGER>

大谷(左)、千賀(右)らをはじめ圧巻のパワーピッチャーが最速記録に登場! 写真:THE DIGEST
スピードは浪漫――。バッターのホームランがそうであるように、ピッチャーの放つ剛速球もまた、ファンを熱狂させるファクターだろう。では、プロ野球12球団の“歴代最速”投手は誰なのだろうか。そして2022年、最速記録を更新する投手は現れるのだろうか。まずはパ・リーグからだ(対象はシーズン公式戦・ポストシーズン) 。

<パ・リーグ>
■日本ハム:165キロ
・大谷翔平(2016年10月16日/札幌ドーム/ソフトバンク戦)

■西武:162キロ
・ギャレット(2020年8月8日/札幌ドーム/日本ハム戦)

■ソフトバンク:161キロ
・千賀滉大(2019年3月29日/ヤフオクドーム/西武戦)
・スアレス(2016年10月14日/札幌ドーム/日本ハム戦)

■オリックス:159キロ
・バルガス(2021年11月12日/京セラドーム/ロッテ戦)

■楽天:159キロ
・クルーズ(2014年7月23日/西武ドーム/西武戦)

■ロッテ:158キロ
・伊良部秀輝(1993年5月3日/西武球場/西武戦)

日本最速投手として君臨してきたのは、大谷翔平(現エンジェルス)だ。

記録が生まれたのは2016年10月、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第5戦の9回に“クローザー”としてマウンドに上がった時。1死後、吉村裕基を迎えた場面で日本プロ野球史上最速(当時)となる「165キロ」を計測。同年9月13日のオリックス戦で自身が計測した164キロを塗り替えてみせた。

この試合で大谷は計8球ストレートを投じたのだが、最低163キロという驚異的な数字を残している。ちなみに、この年の平均は154.7キロで、救援投手最速だったサファテ(ソフトバンク)の152.7キロを上回った。MLBでもMVP受賞を得て迎える22年は、初の2ケタ勝利が期待される。
大谷以外にも、パ・リーグの最速記録は札幌ドームで計3回記録されている。一つは大谷が日本新を叩き出した2日前、ソフトバンクのセットアップだったスアレスがサファテの球団記録(159キロ)を更新する161キロをマーク。そして昨年、西武のギャレットが同じく札幌の地で162キロを出している。

この時のギャレットは記録を打ち立てた打席で渡邉諒にその後粘られ、9球目の160キロをタイムリーを浴び、勝負としては“直球破壊王子”に軍配が上がった。

ソフトバンクでは千賀滉大もスアレスと同じ161キロを出しているが、19年開幕戦の、しかも初球で計測したことで大きな話題を呼んだ。昨シーズンも、故障からの復帰マウンドの初回に161キロを計時している。 楽天・ロッテ・オリックスの3球団は160キロの大台達成者はまだ不在。もっとも、伊良部が当時残したインパクトは絶大だった。

時は遡り、1993年5月3日。西武の4番・清原和博と対戦した伊良部は当時の日本記録となる158キロをマークした。2人の対決は、野茂英雄(近鉄)と清原の対決と並んでプロ野球界最高のマッチアップとして大きな注目を浴びた。伊良部は「160キロ宣言」で迎えた翌94年のオールスターでは、今度は松井秀喜(巨人)に対して159キロを計測した。
9年後、その伊良部の日本記録に並んだのが、オリックスの守護神・山口和男だった。それまでも157キロを3度計測していた右腕は02年7月29日のダイエー戦で、松中信彦との対戦で158キロをマーク。これは長らく球団記録として君臨していたが、昨シーズンに中継ぎ右腕のバルガスがCSで159キロを計測し、19年ぶりに塗り替えている。

楽天の球団最速男は、入団からわずか1か月後に記録を樹立した。2014年6月に加入した救援右腕クルーズは、7月23日西武戦の浅村栄斗の打席で159キロをマーク。本人は、アメリカでは164キロを計測したことがあると語っていたが、15年までの在籍で「大台」を突破することはなかった。

構成●SLUGGER編集部
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