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神野大地

【後編】神野大地選手 独占インタビュー 地域活動に込める想い、そしてオリンピックに向けて(全2回)

勝つべきところで勝つ

神野大地

ーー神野さんの今後の目標を教えてください。
オリンピック出場が人生で成し遂げたい、最大の目標です。このままだと、僕は「箱根駅伝の人」で終わってしまう。箱根の結果を超えるにはオリンピックしかないと思っています。

ランナーを続けてきて分かってきたのは、陸上競技で「毎年調子が良い」ということは無い、ということ。浮き沈みが絶対にあります。人間なので毎年結果が欲しくなってしまうのですが、「本当に勝つべきところで勝つ」ことが何より大事だと感じています。

今年少し怪我をしてしまいましたが、昔ほど落ち込まなくなったというか、寧ろプラスに捉えられるようになりました。大学時代にあれだけ怪我をしたのに、駅伝の成績は毎年凄い良かった。それも思いだして、「これは身体を休めるいい機会。ここからが勝負だ」と思えるようになりました。

今、自分主宰のランニングクラブをやっていて、多くの人に刺激をもらっています。人との交流の中で生まれた刺激は、凄く背中を押すなと感じました。

今回は、MGCの出場権を早い段階で取れましたし、いい波が来てる気がします。しっかり練習をこなして、いい状態でスタートラインに立てれば、オリンピック出場も実現できると思っていますので、是非応援よろしくお願いします!
神野大地

記事提供:セルソース株式会社
【前編】「山の神」から「プロランナー・神野大地」に
【後編】神野大地選手 独占インタビュー 地域活動に込める想い、そしてオリンピックに向けて

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