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王座奪還の日本生命レッドエルフ 麻生麗名「向かっていく気持ちで戦った」笹尾明日香「みんなの優勝です」ファイナルを戦った選手、監督の思い

日本生命レッドエルフ・早田ひなコメント

ファイナルを振り返って

結果は3−0でしたが、実力が拮抗しているなかで勝ち切ることができたのは、日本生命レッドエルフならではの団体戦のパワーで押し切ることができたのではないかと思っています。

出場した試合では平野美宇選手との対戦でした

平野選手には直近のシンガポールスマッシュで負けていたので、リベンジする場面を用意して頂いた名という気持ちでした。シンガポールスマッシュでの負けは忘れて、今日の自分はどのように戦うかを考えていました。

平野選手に勝てた要因は

今日の試合はフルゲームになってもおかしくない試合でした。その中でふっと力が抜けたときに、チームのみんなの声が聞こえてきて、自分一人で戦ってるんじゃないんだと改めて思いました。自分のためではなく、他の人のために頑張れたことが勝因の一つかなと思います。

写真:早田ひな(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:早田ひな(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部

試合に臨む気持ちについて

3番で自分が締める、という緊張感を持ちつつプレーは丁寧に、という良い状態で試合ができたかなと思います。

ダブルスの勝利は心理的に影響はあったのでしょうか

1ゲーム目はベンチで応援していて、今日は木下の二人のほうがバランスが良いのかなと思っていました。そこから私は練習に行ったのですが、その後に麻生/笹尾ペアが上手く流れを掴んでくれて勝ってくれました。

2番もソンメイヨウ選手が勝ってくれて、2-0で回ってくれてより自分が締めなきゃいけないんだという緊張感が高まりました。

村上総監督が早田選手の試合に臨む心境を評価していましたが

この2年間のパリ五輪選考は、試合数も多く、一度の優勝ではポイント差をつけることができません。優勝の余韻に浸っていたら置いていかれるのが選考レースでした。選考レースが自分を成長させてくれた一方、試合スケジュールが過密すぎて体調不良になってしまう時もあったので、より自分との向き合い方を知ることができました。

優勝してもそこで満足してはいけないですし、負けたとしてもそれを受け入れて前に進んでどれだけ頑張れるかが大切だと思っています。

ノジマTリーグ2023-2024シーズン 女子プレーオフファイナル

木下アビエル神奈川 0-3 日本生命レッドエルフ〇

木原美悠/長﨑美柚 1-2 麻生麗名/笹尾明日香〇

張本美和 1-3 ソンメイヨウ〇

平野美宇 1-3 早田ひな〇

チャンルイ - ハンシキ

文:ラリーズ編集部

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