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北陸大学卓球部が中国研修で気づいた“当たり前のこと” 北京チームとの交流ではヤンアンも間近でプレー

大学という“最後の教育機関”での取り組み

写真:万里の長城も観光/提供:北陸大学
写真:万里の長城も観光/提供:北陸大学

北陸大学では木村信太監督の「卓球部での課外活動を通して社会人基礎力を身につけさせたい」という方針の下、“卓球の競技だけではなく、練習場を出て活躍しよう”とボランティア活動を学生自身が企画・立案するなど、様々な“卓球外の活動”が実施されている。

そういう日々の意識づけから、学生たちもただ卓球をして過ごすだけではなく、卓球外の活動からも貪欲に学ぶ姿勢を見せている。

写真:もちろん食文化も体験/提供:北陸大学
写真:北京チームのご飯で食文化も体験/提供:北陸大学

「誰とでもコミュニケーションを図ろうとすることは当たり前のことではありますが、それを再確認できました。中国に行くことにより何か吸収したいと考えていたので、当たり前のことに気づけたのかなと感じます。この先も初心を忘れずに再確認できた物を活かしていきたいと思います」(信田)。

写真:街でのショッピングなど、卓球だけではなく生活圏も/提供:北陸大学
写真:街でのショッピングなど、卓球だけではなく生活圏にも繰り出し、海外文化を肌で感じた/提供:北陸大学

大学は、社会に出る前の“最後の教育機関”だ。学業や部活動を通して、教養や社会人基礎力を身に着けることが求められている。

3年生の金光将希(北陸大学3年・関西高出身)がスペインリーグに参戦して一皮剥けたように、今回の中国研修でも多くの選手が刺激を受けたことだろう。

海外の経験も通して成長した北陸大学卓球部の今後の活躍が楽しみだ。

写真:北京チームでの練習の様子/提供:北陸大学
写真:北京チームでの練習の様子/提供:北陸大学

取材・文:山下大志(ラリーズ編集部)

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