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張本智和、世界ランク11位との激戦制す チームは決勝進出に王手<卓球・ヨーロッパチャンピオンズリーグ男子準決勝・第1戦>

<卓球・ヨーロッパチャンピオンズリーグ男子準決勝第1試合 日程:2月14日、15日>

2月14日、15日にヨーロッパチャンピオンズリーグ男子、準決勝第1試合が行われ、張本智和(IMG)が出場した。

ヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)2022-2023シーズンは、10月21日から12月18日まで、3チームずつ、4つのリーグに分かれて試合を行う第2ステージが行われており、各リーグ首位4チームが準決勝に進出している。

張本が2試合に出場

張本が所属するノイウルムは、ボルシア・デュッセルドルフと対戦した。

張本は2点起用され、1番で世界ランキング11位、欧州チャンピオンの邱党(キュウダン・ドイツ)と対戦。

序盤は1ゲームずつ取り合う拮抗した展開になるも、バックハンドのラリー戦で主導権を握り、第3ゲームを11-1で奪う。

第4ゲームは競り合いながらも、強烈なフォアハンド見せた張本が、ゲームカウント3-1で勝利。

張本が先制点をもたらすも、2番はノイウルムのドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)を、アントン・ケルべリ(スウェーデン)がストレートで破る金星を上げ、マッチカウントは1-1となる。

3番ではノイウルムからトルルス・モーレゴード(スウェーデン)が出場、ボルシア・デュッセルドルフのティモ・ボル(ドイツ)と対戦した。

トルルス・モーレゴード
写真:トルルス・モーレゴード(スウェーデン)/提供:WTT

世界卓球2021、ドイツカップ決勝ではモーレゴードがフルゲームで勝利している。今回もフルゲームにもつれる接戦となったが、最終ゲームで一気に突き放したモーレゴードが勝利した。

4番では再び張本が登場し、2番でオフチャロフを破ったケルべリと対戦。

アントン・ケルべリ
写真:アントン・ケルべリ(スウェーデン)/提供:WTT

鉄壁の両ハンドを見せた張本だったが、流れるような速攻プレーを随所に見せたケルべリが、フルゲームの激戦を制した。

ケルべリに2点を取られる苦しい展開となったが、ラストはオフチャロフが邱党を下し、ノイウルムは3-2で辛勝。ノイウルムが決勝進出に王手をかけ、19日の準決勝第2試合に臨む。

ドミトリ・オフチャロフ
写真:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)/提供:WTT

もう一方の準決勝第1試合では、パトリック・フランチスカ(ドイツ)が2勝の活躍を見せたザールブリュッケンが、ミュールハウゼンにマッチカウント3-1で勝利を収めている。

準決勝第1試合結果、19日に行われる準決勝第2試合予定は以下の通り。

準決勝第1試合結果

〇ノイウルム 3-2 ボルシア・デュッセルドルフ

〇張本智和(IMG) 3-1 邱党(キュウダン・ドイツ)

ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)0-3 アントン・ケルべリ(スウェーデン)〇

トルルス・モーレゴード(スウェーデン)3-2 ティモ・ボル(ドイツ)

張本 2-3 ケルべリ〇

〇オフチャロフ 3-1 邱党

ミュールハウゼン 1-3 ザールブリュッケン〇

オディビウ・イオネスク(ルーマニア)1-3 ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)〇

ダニエル・ハーベソン(オーストリア)0-3 パトリック・フランチスカ(ドイツ)〇

〇ステファン・メンゲル(ドイツ)3-1 セドリック・ヌイティンク(ベルギー)

イオネスク 1-3 フランチスカ〇

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