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おかえりシブコ! 渋野日向子が4カ月ぶりの国内戦へ「日本語を聞くのがうれしかった」(No.160520) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

国内復帰となる渋野日向子 意気込みは?(撮影:村上航)

<樋口久子 三菱電機レディス 事前情報◇29日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6585ヤード・パー72>

6月末に行われた「アース・モンダミンカップ」以来4カ月ぶりに国内ツアーに復帰する渋野日向子。あす30日(金)に開幕する「樋口久子 三菱電機レディス」を前に、2カ月の海外遠征を終えての素直な思いや、ホームに戻ってきた喜びを明かした。

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スコットランド2戦、米国西海岸2戦、そして米国東海岸での2戦の合計6試合に参戦。内分けは予選落ちが2回で決勝ラウンドに進んだ4試合でも最高成績は24位タイ。上位進出とはならなかったが、収穫は余るほどあった。

「ロングアイアン、フェアウェイウッド、ユーティリティの精度を上げないと。あとは2メートル以内のパットをこの6試合で何回外したのかってくらい外したので、そういうところが必要」と、自身がたびたび口にする“伸びしろ”を感じることができた遠征を振り返った。

国内を含めて、3試合連続の予選落ちで始まった2020年シーズンも、その後は徐々に調子も上向き。日替わりながらもビッグスコアも飛び出すようになり帰国。五輪強化指定選手のため、特例申請のもと自主隔離期間も注意を払いながら練習に励み、国内2戦目を迎える。

「国内2試合目で、まだ予選通過していないので、練習から緊張しています」と笑顔の裏では不安な部分もあるとしたが、「アメリカでいろいろ吸収したけど、日本ならではのところもあるし、積極的なプレーをしたいと思います」と、初日から攻める姿勢を貫き緊張を吹き飛ばす。

水曜日に9ホール、そして木曜日は18ホールを回り、ピンの位置を想定しながら入念にグリーン周りをチェック。想定ピンに対しベストな場所を確認し、グリーンを外した場合のアプローチも繰り返し行った。

木曜の練習ラウンド前半は親友の大里桃子とラウンド。終始、笑顔で会話も楽しみながら渋野らしいスマイルがコースに咲いた。「皆さんにお帰りと言っていただいたのがうれしくて、日本語を聞くのがうれしかったです」と、メンタル面でもリフレッシュを図れている。

帰国直後は母・伸子さんの手料理に舌鼓をうち、愛犬と戯れ、「韓国ドラマを見て心が癒やされました」と気力も気持ちもパワーもあふれんばかり。国内復帰戦で大きな注目を集めるのは必至。シンデレラのスタートダッシュに日本のファンの期待が集まるのは間違いない。(文・高桑均)

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