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高橋彩華とキャディの2ショットが注目を集めた「伊藤園レディス」 年間女王誕生の瞬間をプレイバック【ライブ写真から振り返る2022年女子ツアー】

高橋彩華

いよいよ3月2日に2023年日本女子ツアーが開幕する。11月末の最終戦まで38試合、どんな戦いが繰り広げられるのか。22年シーズンを振り返って占いたい。ALBA Netおなじみの「ライブ写真」で、各大会期間中に閲覧数が一番多かった写真から振り返る。

「伊藤園レディス」(11月11日~13日、千葉県・グレートアイランド倶楽部)で閲覧数が最も多かった写真は、2日目の高橋彩華とキャディがクラブ選択について話し合っている一コマだ。

高橋は初日3アンダーとしたものの、2日目に6オーバー。安定感があり、ほとんどの試合で予選を通過する彼女だが、通算3オーバーの78位タイで予選敗退となってしまった。

そんな同大会は、山下美夢有の年間女王戴冠が決まるかに注目が集まっていた試合。最終ホールまで誰が優勝するか分からない熾烈な戦いが繰り広げられた。

最終日の最終組は、上田桃子、岸部桃子、山下の3人。首位は、通算13アンダーで上田だ。山下は通算11アンダーで2打差を追いかける状況でのスタート。単独3位の岸部は通算10アンダーでのスタートだった。

前半好調だったのは岸部。上田と山下がスコアを伸ばせない中、5番と7番でバーディを奪取。通算12アンダーの2位で折り返し、上田と山下にプレッシャーをかけた。

しかし、山下は動じなかった。パーで耐え続け15番でバーディを獲得。15番終了時点で3人が通算12アンダーで並んだものの、上田は16番でダブルボギー、岸部は17番でボギーを叩き、山下が単独首位で最終ホールを迎えた。

山下は18番でもしっかりとパーオン。しかし、バーディパットを打ち切れずに3メートルほどのパーパットを残してしまう。岸部が先にパーで上がり、これを外せばプレーオフという場面で、山下は完璧にラインを読み切った。22年シーズン4度目の優勝を遂げ、史上最年少で年間女王となったのだ。

3月2日から始まる23年シーズン。安定感抜群のゴルフで山下が女王を防衛するか、新たな女王が誕生するか今から楽しみだ。

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