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そーっと打つのは厳禁! 油断できない下りのショートパットは「フォローでヘッドを止める」

パットの名手、藤田寛之が解説(撮影:高橋淳司)

短くても油断できないのが下りのパット。思わずパンチが入って大きくオーバーし、3パットや4パットを招くこともある。ツアー屈指のショートゲームを武器にレギュラーツアー通算18勝、シニアツアー通算3勝を挙げている藤田寛之に下りのショートパットのコツを聞いた。

「1メートルくらいの下りのパットを、パチンと打つと大オーバーしてしまいますが、『打つ』感覚はやっぱり必要です」
 
藤田はブレード型のエースパターを愛用し、しっかりカップをオーバーさせるように打っていくのがスタイル。下りだからとそーっと打つのではなく、しっかりヒットさせる感覚を持っている。怖々と打てば、下りの1メートルといえどもショートしてしまうこともあるからだ。ビビらずに打つポイントとしてリズムを挙げる。
 
「小さいストロークでも『イチ、ニー、サン』の3拍子を意識して振りましょう。怖がって打つと『サーン』が間延びしてしまいますから」
 
『イチ』でセット、『ニー』でバックスイング、『サン』でインパクト。リズムを大事にすることで、短い下りでもしっかりヒットできる。また、短い距離だといってもヘッドアップは禁物。藤田はボールとカップの間、80センチくらいの位置に仮想カップをイメージしている。
 
「カップばかり見てしまうと方向も距離感も合いにくくなります。打つときは20センチ先のスパットと、80センチ先の仮想カップを両方見るようにします」。たとえカップが視界に入っても見ないように仮想カップを意識して打つことで、フェースの芯と出球に集中できるのだ。
 
そして、下りのショートパットを高確率で沈めるためには“フォロー”が大事だという。「インパクト後はヘッドをすぐに止めるのがいい。スクエアに当てやすくなるからです。ヘッドを出した方が距離感は合いやすいけど、フェース面に緩みが生じやすい。一長一短ありますが、下りのショートパットではヘッドを止めるのが有利です」。距離感よりも方向性。しびれる場面で思い出そう。

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