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“アベレージゴルファーに薦めたいアイアン5機種”を試打検証〜ステルス HD アイアン編

【ステルス HD 試打レビュー】「飛距離・高さ・スピン量、どれを取っても文句の付けようがない」

試打ではテーラーメイド『ステルスHD アイアン』の7番(ロフト30度)を使用。シャフトは純正採用されている『KBS MAX MT80 JP』のSフレックスが装着され、シャフト長は37.25インチとなっている。
 
『ステルスHD アイアン』の見た目をチェックした市原の第一印象は、「完全にユーティリティですね。ソールの厚さがあり、ヘッド後方もボコッとふくれていて、見るからに球が上がりそうです。ロフトは少しストロングで、シャフトも少しだけ長め。どんな球が打てるのか楽しみです」

早速、『ステルス HD アイアン』を打った市原は、その強烈な球の上がり方に驚きの声を上げた。
 
「すごい上がり方をしていますし、ボールもつかまりますね。飛距離もキャリーで192ヤード。飛んだなという手応えはありましたけど、そこまでいくとは…すごいですね。シャフトが長い分、ヘッドスピードがいつもより出ていますし、自分のアイアンに比べて、キャリーが20ヤードほど伸びています。この飛距離にはビックリです」
 
続けて2球を打った市原だが、いずれもほぼ同じ軌跡を描く高弾道ドローで、190ヤード以上のキャリーが出ていた。

「こういった弾き系の打感のアイアンはスピンが減る傾向にありますけど、『ステルス HD アイアンは7番で6000回転以上と、しっかりスピンが入ってくれます。高さも出るのでグリーンに止まってくれますから、すごい武器になりそう。これだけ飛距離性能とスピン性能の両方持ち合わせたアイアンはいままで打ったことがありませんでした」
 
興味深かったのは、市原が『ステルス HD アイアン』を上級者でも使えると評価したことだ。
 
「シャフトを替えることで、初級者から上級者まで武器にできるアイアンですね。スピンが入るので、操作性が上がって、ボールを曲げることもできると思うからです。そういった意味で、高さを出したい、飛距離を出したい上級者にも使いやすいアイアンだと言えますね」

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