日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）が公式インスタグラムを更新。「教えてブライトナー」と題した動画を公開。勝みなみが日米のギャラリーの違いについて回答した。
ブライトナーとは、「ツアーの代表としての役割を担い、女子プロゴルフの未来をもっと鮮やかに、もっと美しく輝かせるための活動を行っていく」ことを目的に、昨年から始まったシステム。今シーズンは青木瀬令奈、大里桃子、勝みなみ、申ジエ、菅沼菜々、原英莉花、堀琴音、山下美夢有、吉田優利の9選手が就任している。
JLPGAは「ファンのみなさまの様々な疑問にブライトナーがお答えします」として、今シーズンから米国女子ツアーに参戦中の勝みなみを紹介した。今回の質問は「アメリカと日本のギャラリーの違いについて」。まさに勝が答えるのにはピッタリの質問だ。
両者の違いについて、勝は「アメリカはギャラリーの数が日本より全然少ないです」と、その人数の差について触れた。「日本はどの組にもギャラリーさんがいらっしゃいますが、アメリカはパラパラ。たまにいないこともあります」と、驚きの証言。優勝争いや人気プレーヤーを追いかけるテレビ中継では、なかなか伝わらない事実だ。
そのため「日本の方が『プロの試合』だなって感じは凄くします」と語る。
ギャラリーが少ないと寂しさもあるかとの問いには、「寂しいですね」と素直に肯定。そして「アメリカでは、日本から来てくれた人や、在住の方から声をかけてもらうとありがたいです」と感謝の言葉。「ぜひ皆さんも、アメリカでトーナメントを観戦してください」と呼びかけた。
最後に「やっぱりギャラリーさんの力って、凄く大きいなって感じました」と、ファンにとっては嬉しい言葉で動画を締めくくった。
米国女子ツアーを主戦場にする勝だが、今週は日本女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」に参戦。22日の初日は、ルーキーイヤーながら公式戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で今季2勝目を挙げた神谷そら、今シーズンに念願の初優勝を飾った菅沼菜々と同組でラウンドする。
この注目の組み合わせは大勢のギャラリーを集めることだろう。そして勝はそのギャラリーの熱気に応えるプレーを見せてくれるに違いない。
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