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米国女子ツアーが来季は20年ぶりのボストンで新規大会! 賞金はメジャーと最終戦を除く最高額に

2004年にボストンのオーチャーズGCで行われた「全米女子オープン」はメグ・マローン(米国)が優勝した(撮影:GettyImages)

27日、米国女子ツアー(LPGA)は、2024年シーズンは20年ぶりに米マサチューセッツ州ボストンで試合を開催することを正式発表した。

その大会名は「FMグローバル選手権」。24年8月29日〜9月1日にTPCボストンを舞台に開催される。賞金総額は350万ドル(約5億2400万円)で、これはメジャー5大会と最終戦の「CMEグループ・ツアー選手権」を除く最高額となる。
 
女子大会が同地で開催されるのは、オーチャーズGCで開催された04年の「全米女子オープン」以来。また、TPCボストンは女子ツアー開催は初めてとなるが、男子PGAツアーのフェデックスカップ・プレーオフの「デル・テクノロジーズ選手権」が18年までの16年間開催されてきた。もっとも最近では20年に「ザ・ノーザン・トラスト」が行われているから、ゴルフファンにとっては馴染みのあるコースとなる。
 
大会のタイトルスポンサーとなるFMグローバルは世界最大の商工業相互保険会社の1つで、LPGAと5年契約を締結した。
 
「ボストンにゴルフが加わり、女子スポーツの本拠地になる」とLPGAのモリー・マーコックス・サマン会長。さらに「このニューイングランド地域には、ナショナル女子サッカーリーグ、女子プロホッケーリーグとどんどんと女子スポーツが誕生している。FMグローバルが世界のトップ女子ゴルファーを当地に集めることはボストンにとってもゴルフ界にとっても素晴らしい」とコメントを発表した。
 
ボストンでメジャー以外の女子ツアー競技が開催されたのは1997年の「ウェルチ選手権」が最後で、リサロッテ・ノイマン(スウェーデン)が勝利している。(文・武川玲子=米国在住)

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