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海外メジャー2戦の出場権を獲得した岩井明愛「また挑戦したかった」

地元大会で一気に上昇気流へ乗りたい(撮影:鈴木祥)

<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 初日◇5日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6535ヤード・パー72>

今季初優勝を目指す岩井明愛は、3バーディ・1ダブルボギーの「71」。1アンダー・19位タイで滑り出した。「きょうは“もどかしい”って感じでした。前半はバーティチャンスにつけられていたんですけど、決めきれず。後半14番で3パットのダブルボギーを叩いてしまった。グリーンが難しいですね」。傾斜が強く、二段、三段となっているグリーンに苦しんだ。

岩井は3月に今季海外メジャー初戦の「シェブロン選手権」(4月18日開幕、米テキサス州ザ・クラブ・カールトン・ウッズ)の出場権を獲得。さらに、今月1日発表の世界ランキングで38位に入り、同ランキング上位75位までの資格で「全米女子オープン」(5月30日開幕、米ペンシルベニア州ランカスターCC)への出場も決めた。

昨年は全米と「AIG女子オープン」(全英)に初挑戦した21歳は、「海外メジャーにまた挑戦したかったので、すごく楽しみです。だんだんゴルフの状態も良くなっている気がするので、まずはシェブロン選手権に合わせて、徐々に調子を上げていきたい」と意気込む。さらに、プレースタイルが似ている笹生優花が憧れの選手と話し、「練習ラウンドができたらいいですね」とメジャーの舞台を心待ちにした。

今大会の初日は、同じ埼玉県出身で同い年の佐久間朱莉が5アンダー・首位タイ発進を決めた。岩井も負けてはいられない。「地元なので優勝したいっていう気持ちは強い。まだまだ優勝を狙える位置なので、あしたも頑張ります」。逆転を目指しビッグスコアを狙う。(文・神吉孝昌)

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