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アンプレ+3パットのトリ発進に悔い 馬場咲希はバーディ締めで「あすにつながれば」

馬場咲希は自身初の海外メジャー予選通過へ、巻き返しを誓った(撮影:福田文平)

<AIG女子オープン 初日◇10日◇ウォルトン・ヒースGC(イングランド)◇6881ヤード・パー72>

「全米女子アマ」チャンピオンとして臨んでいる馬場咲希(代々木高3年)の今季最後のメジャーは、トラブルから始まった。1番パー4でティショットを左に曲げると、木の幹にぴたりとついてアンプレヤブルを選択せざるを得なかった。

処置したあともフェアウェイに出すだけ。4打目でグリーンに乗せたが、「ちょっと左に曲げちゃって、左手前からの長いパットを3パットしてしまった」。4オン・3パットの『7』。トリプルボギーの幕開けだった。

「あと2日(予選)で取り戻せると思いながら」と気持ちを切り替えたが、4番、9番をボギーとして折り返し。バーディを奪えないまま、ホールは進んでいった。だが、最終18番パー4では3メートルを決めて、この日初めてのバーディを奪取。「(あしたに)つながればいいかなと思います」と、4オーバー・114位タイからの大まくりに向けて前を向く。

カギに挙げるのは、セカンド以降のグリーンを狙うショット。この日は飛距離を生かして短いクラブを持つことができたが、風の計算とランの計算に手こずり、チャンスにつく場面が少なかったという。一方で、グリーン上は「パーセービングパットはいいパットが多かった。あしたはそれをバーディパットにしたいなと思います」と感触は良好。持ち味のショット力でチャンスを量産し、初めてのメジャー予選通過へ巻き返しを図る。

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