ゴルフ会員権の基本の“き” メリットとデメリットも丸わかり!

1.ゴルフ会員権とは

ゴルフ会員権とは、会員制のゴルフ場における会員としての権利(利用権)のことです。会員としての権利を利用することで、プレー料金が非会員(ビジター)より割安になるなど、さまざまなメリットを享受することができます。

2. ゴルフ会員権の7つのメリット

ゴルフ会員権を得ることで得られるメリットを、7つに分けて紹介します。

【1】プレーフィーが安くなる
【2】優先的に予約ができる
【3】競技会に参加できる
【4】ゴルフ仲間が増える
【5】オフィシャルハンディキャップを取得できる
【6】練習場やレストランのみの利用も可能に
【7】ステータスとなる

【1】プレーフィーが安くなる

最近はビジターでも会員の紹介や同伴を必要とせず、しかもリーズナブルな料金でプレーできる会員制のゴルフ場がたくさんあります。しかし、メンバー料金はビジター料金からさらに安くなるのです。特に週末は、メンバー料金とビジター料金に大きな差額が生じるコースもあります。

名門ゴルフ場は平日でもその差が大きく、たとえばメンバー料金ならプレーフィーが全日約1万円のところ、ビジターは平日約2~3万円、土日祝日は約3~5万円になるところもあります。

【2】優先的に予約ができる

土日祝日やトップシーズンは人気が高いため予約が取りづらくなりますが、メンバーであれば優先的に予約を取ることができます。予約の開始時期もビジターよりメンバーのほうが早いので、プレーに行きたい日の予約を先におさえることが可能です。

1人予約を受け付けていたり、当日予約OKだったりするゴルフ場もあります。同伴者を集めたり、事前に日程を決めたりしなくてもいいので、気軽にプレーできるのは大きな魅力です。

ただし、これらの特典の詳細はゴルフ場によって異なるので、メンバーになりたいゴルフ場はどのような規約になっているのか、予めチェックしておきましょう。

【3】競技会に参加できる

メンバーになると、ゴルフ場が主催する月例競技会や理事長杯、クラブチャンピオン選手権といった競技会に参加することが可能です。同じゴルフ場に所属するメンバーたちと腕を競い合うことは、慣れ親しんだ仲間とのエンジョイゴルフとは別の興奮を得ることができます。当然緊張はしますが上達に対するモチベーションが高まり、ゴルフがもっと楽しくなるはずです。

【4】ゴルフ仲間が増える

ゴルフ場のメンバーはみんなゴルフが大好き。職種やバックグラウンドはそれぞれ異なるものの、言わばゴルフという”絆”でつながった同志です。友人や仕事仲間などとはまた違った連帯感を、共有することができます。

普段は接点のない職種の人と知り合えたり、遠慮することなくゴルフ談義ができる仲間に出会えたり、メンバーになることで交流関係が大きく広がるのも魅力です。

【5】オフィシャルハンディキャップを取得できる

メンバーになると、オフィシャルハンディキャップを取得することができます。ラウンド後、所定のスコアカードにスコアを記入し、同伴者のサインをもらってゴルフ場に提出します。ゴルフ場によって異なりますが、一般的には3ヶ月以内に5枚のスコアカードの提出が必要です。

オフィシャルハンディキャップがあると自分の腕前のレベルが明確になるほか、日本ゴルフ協会などゴルフ協会が主催する競技会への出場が叶います。ゴルファーとしてさらに一歩、前進することができるのです。

【6】練習場やレストランのみの利用も可能に

練習場が充実したゴルフ場のメンバーになると、より効果的な練習ができるようになり、練習に対する熱量も俄然アップします。練習施設は無料で利用できるところ、メンバー料金で利用できるところなどがあるので、会員権の購入を考えている人はチェックしてみてください。打ちっぱなしではできない、より実践的な練習に打ち込むことが可能です。

プレーをしなくても、ゴルフ場のレストランを利用できるところもあります。食事だけしに行く、プレーはしないけれど仲間に会ってゴルフ談義を楽しむ……そんな時間を過ごせるのも、メンバーならではの特権です。

【7】ステータスとなる

バブル期と比べるとゴルフ会員権の相場は著しく下がりましたが、ゴルフ場のメンバーになるのはゴルファーにとって、大きなステータスであることには変わりません。ゴルフ場のすみずみまでを把握し、ラウンド回数が増えることで腕前が上がり、スタッフに顔や名前を覚えてもらい、人脈が広がってゴルフ仲間ができる……まさにワンランク上のゴルフライフを手にすることができるのです。

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